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看護師の過去問 第107回 午後 問153

問題

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感染症の成立過程において、予防接種が影響を与える要素はどれか。
   1 .
病原体
   2 .
感染源
   3 .
感染経路
   4 .
宿主の感受性
( 看護師国家試験 第107回 午後 問153 )
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この過去問の解説 (3件)

3
解答、4
予防接種とは、弱毒化もしくは無毒化した病原体あるいは抗原体成分(ワクチン)を生体に接種し、免疫反応によってその病原体に対する免疫を獲得させることを目的としています。
感染の要素は「感染源」「感染経路」「感受性のある宿主」で、この3つがそろうと感染が成立します。これは「感染の連鎖」と呼ばれ、感染対策の原則はこの連鎖を断ち切ることです。
予防接種は、宿主に感染源への抵抗力を高めさせ、感受性のある状態(免疫を持っていない状態)を解消させることができます。

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1
全ての感染症は、「感染源」「感染経路」「感受性のある人(感染する可能性のある人)」の3つの要素が成り立つことで発症します。つまり感染対策とは、この3つの要素を断ち切ることを言います。

感染源とは、感染の原因となる細菌やウイルスを持っている人や物、それらに汚染されている食品や器具などのことを言います。対策としては、感染源の除去を行う必要があります。例えば、食中毒になりそうな食品はよく加熱して摂取する、ウイルスに感染している人には近寄らない、感染源を持ち込まないことが大切です。

感染経路とは、細菌やウイルスなどの病原体が体内に入る過程のことを言います。よく聞く「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」などがこれに当てはまります。
「接触感染」は病原体に接触することで伝播します。病原体に汚染されている器具などに接触することで伝播するのもこれにあたります。
「飛沫感染」は咳やくしゃみで病原体が飛沫し伝播することを言います。
「空気感染」は咳やくしゃみなどで病原体が空気中を漂うことで伝播します。「飛沫感染」と「空気感染」の違いは、空気中に漂うか漂わないかの違いです。「空気感染」する病原体の方が小さいため、より空気中を漂いやすいのです。対策は、それぞれの感染経路別に行うことも大切ですが、病原体を持ち込まない、持ち出さない、拡げない、の3つで感染経路を遮断することができます。

感受性のある人はつまり抵抗力の弱い人、高齢者や小児などが挙げられます。これらの人は、抵抗力を高める、例えば十分な栄養・睡眠をとる、予防接種を受けることが重要です。

以上のことより、正解は4です。

1
予防接種とは、弱毒化した病原菌などを体内に入れて、その病原菌に対して抵抗力をつけることを言います。よって、4の予防接種は、宿主の感受性をつけるものでありますが、正解となります。

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