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看護師の過去問 第107回 午後 問206

問題

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Aさん( 65歳、女性 )は、5年前に乳癌( breast cancer )の左胸筋温存乳房切除術と左腋窩リンパ節郭清術を受けた。1年前に大腿骨転移のため日常生活動作< ADL >に一部介助が必要となり、訪問看護を利用し在宅で療養している。Aさんの左上腕内側の皮膚をつまむと健側より厚みがある。
訪問看護師がAさんに指導する左上腕のケア方法で正しいのはどれか。2つ選べ。
   1 .
指圧する。
   2 .
皮膚の露出は少なくする。
   3 .
保湿クリームを塗布する。
   4 .
ナイロン製タオルで洗う。
   5 .
アルカリ性石けんで洗浄する。
( 看護師国家試験 第107回 午後 問206 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は2.3です。

問題文から、左上腕に浮腫が生じていると予想されます。
術後10mm以上腕周囲径が増加すると、リンパ浮腫が現われていると考えられます。
皮膚に傷ができると腕の血液の循環量が増え、リンパ液が皮下組織にとどまり浮腫を生じやすくなり、細菌感染や新たな浮腫の発症や悪化を引き起こす可能性があります。


1.手術をした側の腕には鍼や強い力でのマッサージ、指圧は行ってはいけません。

2.皮膚損傷を防ぐため、露出をできるだけ避け保護する必要があります。

3.尿素配合の保湿クリームなどによるスキンケアは皮膚保護のために有効です。

4.ナイロンタオルやブラシは、皮膚の角質を傷つけてしまう可能性があります。

5.アルカリ性は刺激が強い場合があるので、肌に合う弱酸性などの石鹸をすすめます。

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1
正解は2.3です。
この問題は患側側に浮腫が見られていると解釈できます。浮腫に対してのケアとして何が考えられるのか?を考えて回答しましょう。
1. むやみに指圧などをしません。
2. けがのリスクを減らします。
3. 皮膚損傷のリスクを減らします。
4. 優しく洗うのがベストです。
5. 中性石鹸が理想です。
問題を読んでそこから何が考えられるかを判断するためには、疾患の理解とアセスメント力が必要になります。教科書や参考書・雑誌などを読んでいろんな疾患に触れていきましょう。

0
正解は、2と3です。

Aさんは、左胸筋温存乳房切除術と左腋窩リンパ節郭清術を施行しています。左上腕内側の皮膚をつまむと健側より厚みがあることから、浮腫が考えられます。浮腫は、傷がつきやすくて感染しやすいです。

そのため、選択肢2と3のケアが必要となります。

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