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看護師の過去問 第108回 午後 問192

問題

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国際社会が抱えるヘルスケアを含む課題に対して、すべての国に適用される普遍的(ユニバーサル)な目標で、2015年の国連サミットで採択されたのはどれか。
   1 .
ヘルスフォーオール21(Health For All in the 21st century:HFA21)
   2 .
ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)
   3 .
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)
   4 .
国連開発目標(International Development Goals:IDGs)
( 看護師国家試験 第108回 午後 問192 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 . ヘルスフォーオール21(HFA21)
×不正解
ヘルスプロモーションとも呼ばれ、WHO(世界保健機関)が1986年のオタワ憲章で提唱し、2005年のバンコク憲章で再提唱されました。健康観を「人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」と定義しています。
国連サミットで採択されたものではないため、不正解です。

2 . ミレニアム開発目標(MDGs)
×不正解
2000年に国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言に2015年までに達成すべき8つの目標を掲げました。
「乳幼児死亡率の削減」「妊産婦の健康の改善」「HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延お防止」が医療に関わる目標でした。

2015年に終了したため、同年「持続可能な開発目標(SDGs)」にて指針を策定されました。
2000年の国連サミットのため不正解です。

3 . 持続可能な開発目標(SDGs)
○正解
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択され、150を超える加盟国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。「アジェンダ2030」とも言われます。
17の目標と169個のターゲットで構成されています。
その中で「あらゆる年齢のすべての人に健康的な生活を確保し、福祉を推進する」という名で医療が目標の一つに入っています。
よって、この選択肢が正解となります。

4 . 国連開発目標(IDGs)
×不正解
1996年にOECD-DAC新開発戦略において採決されました。主に貧困の削減に焦点を当てています。
その後2000年の「ミレニアム開発目標(MDGs)」へと発展しました。
よって、不正解となります。

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0
(正解) 3
(解説)
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択されたのが持続可能な開発目標(SDGs)になります。よって、正解は「3」です。
これは、2030年までに期限をとした持続可能でよりよい世界を目指す国際目標になります。17のゴール・169のターゲットから構成されており、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」という誓いを掲げています。医療の分野では、17のゴールのひとつに「すべての人に健康と福祉を」 というものが入っています。

(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1.ヘルスフォーオール21:1998年に世界保健機関総会で採択された世界保健宣言にあたります。よって、正解には該当しません。21 世紀初めの 20 年間における健康戦略の目標を「世界中の人々が生涯を通じて可能な限り高い健康水準に達すること」としています。

2.ミレニアム開発目標:2000年の国連ミレニアムサミットで採択された、2015年を期限とした開発に関する国際的な目標です。よって、正解には該当しません。補足ですが、これは、8つの目標から成り立っており、具体的には、極度の貧困と飢餓の撲滅・普遍的な初等教育の達成・ジェンダー平等の推進と女性の地位向上・乳幼児死亡率の削減・妊産婦の健康状態の改善・HIV/エイズ,マラリア,その他の疾病のまん延防止・環境の持続可能性の確保・開発のためのグローバルなパートナーシップの推進、となっています。2015年7月には,MDGsの最終評価が公表され、一部の目標については、MDGsが一定の成果を挙げたことが確認されましたが、5歳未満(乳幼児)死亡率や妊産婦死亡率、女性の地位向上とジェンダー間の格差、二酸化炭素排出に伴う気候変動による開発の妨げ、といった新たな課題も指摘されました。この残された課題と新たな課題に対応するべく、持続可能な開発目標(SDGs)が採択されました。

4.国連開発目標:1995年の世界社会開発サミットで「世界の絶対的貧困を半減させる」という目標が提示され、その翌年に採択されたものになります。よって、正解には該当しません。

0
正解は3です。

2015年の国連サミットで採択されたのは、SDGsです。2015年にMDGsが目標達成期限を迎えるにあたり、それに代わる目標としてあげられたものです。



1 . ヘルスフォーオール21(HFA21):健康日本21のことです。これは、健康増進(ヘルスプロモーション)を推進しています。これは1986年に提唱されています。
よって不正解です。


2 . ミレニアム開発目標(MDGs):貧困削減など発展途上国の開発課題を目標としている。
これはヘルスケア関連の内容ではありますが、採択されたのは2000年です。
よって不正解です。


3 . 持続可能な開発目標(SDGs):17分野あります。
持続可能なエネルギーの利用拡大、海洋資源の保護、気候変動対策など発展途上国のほか、先進国での取組みについても示しています。
を行います。その中にヘルスケアに関する内容が含まれています。
よって正解です。


4 . 国連開発目標(IDGs):MDGsの前身です。
採択は2015年以前ということになります。
よって不正解です。

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