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看護師の過去問 第108回 午後 問203

問題

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アナフィラキシーショック(anaphylactic shock)で正しいのはどれか。2つ選べ。
   1 .
徐脈になる。
   2 .
重症例では死に至る。
   3 .
気道粘膜の浮腫を生じる。
   4 .
III型アレルギー反応である。
   5 .
副腎皮質ステロイドは禁忌である。
( 看護師国家試験 第108回 午後 問203 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は2と3です。

1の徐脈はアナフィラキシーショックでは起きないので間違いです。

2では、低血圧により全身の循環不全や気道浮腫により引き起こる可能性があるので正解です。

3は、アレルギー反応として気道粘膜の浮腫を生じることがあるので正解です。

4のⅢ型アレルギーは、免疫複合体が組織を攻撃し起きる主に膠原病(リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)のことなので間違いです。

5の副腎皮質ステロイドは、アナフィラキシーショックによる炎症作用を抑えるために必要な薬剤なので間違いです。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
正解は2.3です。


1 . アナフィラキシーショックでは血管拡張→血圧低下→頻脈になります。
徐脈になるのは、神経原性ショックです。
よって不正解です。


2 . アナフィラキシーショックでは最悪の場合、死に至ることがあります。(喉頭浮腫による気道閉塞で呼吸不全など)
これは正解です。


3 . アレルギー物質によるアレルギー反応として、気道粘膜の浮腫を生じる。
よって正解です。


4 . アナフィラキシーショックはⅠ型アレルギーです。
III型アレルギーは免疫複合体が組織を攻撃し起きるます。主に膠原病(リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)です。
よって不正解です。


5 . アナフィラキシーショックでは、副腎皮質ステロイドが適応の薬剤です。
よって不正解です。

0
正解2.重症例では死に至る 
  3.気道道粘膜の浮腫を生じる


アナフィラキシーショック

アレルゲンが体内に入ることで、複数臓器にアレルギー症状が現れ、血圧低下や意識障害などを伴う場合を、アナフィラキシーショックと言います。

食物・蜂・医薬品などによって起こります。
症状として、発疹がでる皮膚症状・粘膜浮腫・呼吸困難・気道狭窄・喘鳴・血圧低下・意識障害などがあります。
場合によっては死に至る危険性があるので、適切な対応が必要になります。



1.アナフィラキシーショックでは、血管の拡張が起こり血圧が低下します。一定の心拍出量を維持するために心拍数を増やすため頻脈になります。


4.アナフィラキシーショックは、Ⅰ型アレルギー(即時型)に分類されます。
Ⅲ型アレルギーは、免疫複合体型による組織傷害です。自己免疫疾患・糸球体腎炎・過敏性肺炎などがあります。


5.アナフィラキシーショック時、治療として副腎皮質ステロイドを投与することはあります。
効果が出るのに時間がかかります。

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