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看護師の過去問 第108回 午後 問224

問題

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次の文を読み問いに答えよ。

Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15~20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積症(intussusception)が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1°Cであった。

Aちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。翌朝、経口摂取が可能となり、状態も落ちついているため退院が決定した。保護者から「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった。
保護者への説明で適切なのはどれか。
   1 .
「月1回の受診をしてください」
   2 .
「3日間は入浴を控えてください」
   3 .
「1週間は離乳食を1日1回にしてください」
   4 .
「同じような症状が出たら受診してください」
( 看護師国家試験 第108回 午後 問224 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 . 「月1回の受診をしてください」
×不正解
症状が改善されたら定期的な受診は必要ありません。よって、不正解です。

2 . 「3日間は入浴を控えてください」
×不正解
開腹手術をしたわけではないので、入浴を控える必要はありません。よって、不正解です。

3 . 「1週間は離乳食を1日1回にしてください」
×不正解
食事が原因で腸重積になるわけではないので、離乳食の回数を減らす必要はありません。よって、不正解です。

4 . 「同じような症状が出たら受診してください」
〇正解
腸重積を高圧浣腸で治療した場合には再発する可能性があります。なので、同じような症状が出たら、受診するように指導します。よって、正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
1.×
 治療により症状は落ち着き、治癒したため、今後継続的な受診はしなくても良いと思われます。
2.×
 入浴を控える必要はないので不適切です。
3.×
 入院中に経口摂取が可能となっており、量や回数を制限する必要はありません。
4.〇
 腸重積は治療後再発を起こす可能性があるため、再び同じような症状が出た場合には速やかな受診が必要です。

0

1 . 腸が整復でき、症状が落ち着いてきたことから、月1回の受診までしなくても再度症状が出現したら受診すればよいと考えられます。
よって不正解です。


2 . 退院後の指導としてはふさわしくありません。3日間も入浴を控える必要はありません。
よって不正解です。


3 . 経口摂取が可能になったとのことから、1週間も離乳食を少なくして摂取する必要はないです。
よって不正解です。


4 . Aちゃんは再度腸重積になるリスクは高いことから、このような声掛けは適切です。
よって正解です。

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