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看護師の過去問 第109回 午前 問38

問題

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熱型を図に示す。熱型の種類と図の組合せで正しいのはどれか。
問題文の画像
   1 .
間欠熱 ---- A
   2 .
稽留熱 ---- B
   3 .
弛張熱 ---- C
   4 .
波状熱 ---- D
( 看護師国家試験 第109回 午前 問38 )
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この過去問の解説 (3件)

3
1、Aは弛張熱です。1日の体温差が1℃以上変動するが、37℃以下には下がらない熱が特徴で主な疾患は化膿性疾患、敗血症、腸チフスの解熱期、ウイルス性疾患、悪性腫瘍、肺結核などがあります。以上より、×。
2、Bの稽留熱とは1日の体温差が1℃以内の持続する高熱が特徴で主な疾患は大葉性肺炎、腸チフスの極期、栗粒結核、髄膜炎です。以上より、〇。
3、C、は波状熱です。有熱期と無熱期が不規則に繰り返す熱が特徴で主な疾患はブルセラ、ホジキン病、腎結石、胆道閉鎖などです。以上より、×。
4、D、は間欠熱です。高温と平熱の状態が一定期間をおいて交互に出現。体温差が大きいのが特徴です。主な疾患はマラリア、薬剤性アレルギーなどです。以上より、×。

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2
正解:2
(解説)
発熱は、日内あるいは日間の変動のパターンにより熱型に分類されます。疾患によっては、特徴的な熱型を示すものもあり、発熱の原因の推測に役立てることができます。熱型の種類は以下の通りです。
・間欠熱:1日の日差が1℃以上で、平熱に戻ることもある状態で、主な疾患は、薬剤アレルギーやマラリアなどがあります。
・稽留熱:1日の日差が1℃以内で、高熱が持続する状態で、主な疾患は、白血病や悪性リンパ腫、髄膜炎などがあります。
・弛張熱:1日の日差が1℃以上で、低い時でも平熱にはならない状態で、主な疾患は、敗血症やウイルス性疾患、悪性腫瘍などがあります。
・波状熱:有熱期と無熱期が不規則に繰り返す状態で、主な疾患は、マラリアや胆道閉鎖などがあります。
以上のことから、熱型と図の正しい組み合わせは、「2」になります。
他の選択肢については、A:弛張熱、C:波状熱、D:間欠熱となります。

0
正答:2

解説:熱型とは、発熱時に、解熱剤や抗生物質を用いず患者の体温の推移を測定し、その特徴的な対応変化のパターンで、類型に分類したものです。それぞれの発熱のパターンにより、発熱の原因を推測することが出来ます。

1、間欠熱とは、高熱期と無熱期の日差が1℃以上で最低体温が37℃以下です。マラリア、薬剤アレルギーなどでみられます。図は37℃以上で推移しているため、不正解です。

2、稽留熱とは、日差が1℃以内で高熱が持続します。白血病や悪性リンパ腫、髄膜炎などでみられます。

3、弛緩熱とは日差が1℃以上で、最低体温が37℃以上と低いときにも平熱になりません。敗血症、ウイルス性疾患、悪性腫瘍、膿瘍、膠原病などでみられます。図は37℃以下になることもあるため、不正解です。

4、波状熱とは有熱期と無熱期が不規則に交互に現れます。細菌感染であるブルセラ症でみられます。図は規則的な変化であるため、間欠熱の図になり、不正解です。

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