看護師の過去問
第109回
午前 問51
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問題
看護師国家試験 第109回 午前 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の性について正しいのはどれか。
- 女性の性交痛は起こりにくくなる。
- 男性は性ホルモンの分泌量が保たれる。
- 高齢になると異性に対する羞恥心は減退する。
- セクシュアリティの尊重はQOLの維持に影響する。
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この過去問の解説 (3件)
01
高齢者は性に関心をもたないと考えられがちですが、個々のセクシュアリティを尊重することでQOLを維持することが出来ます。
1. →女性は、年齢とともにエストロゲンの分泌が低下し、膣粘膜の萎縮によって膣の乾燥や性交痛を生じやすくなります。
2. →男性は、年齢とともに男性ホルモン(テストステロン)の分泌が低下していきます。
3. →年齢を重ねても、羞恥心は変わらず持っているものです。身体機能の低下や外見の変化によって、人によっては羞恥心が増加する場合もあります。
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02
性交痛が起こりやすくなります。
2.加齢により男女ともに性ホルモンの分泌は低下します。
比較的男性の方が低下は緩やかです。
3.羞恥心には個人差があり、加齢により減退するとは
一概に言えません。
4.正解です。年齢や性別にかかわらず、個人のセクシュアリティを
尊重することはQOL維持に大きな影響を及ぼします。
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03
正解は4.セクシュアリティの尊重はQOLの維持に影響する。
セクシュアリティは、非常に多数の様態が存在しています。高齢者が「こうありたいと」と願う気持ちを生きがいとして充実したQOLの維持につながります。
1→女性は、年齢と共に女性ホルモンの一つであるエストロゲンが低下し、エストロゲンの低下は膣の乾燥につながります。そのため、性交中に痛みを感じやすくなります。
2→男性は、年齢と共に男性ホルモンの一つであるテストステロンが減少し始め、勃起不全が見られるようになります。
3→加齢に伴い、個々の細胞やすべての臓器で変化が起こり身体が変化し、機能面や外見が変化します。しかし、精神機能の変化は個人差が大きく、一様に変化が起きるとは限りません。羞恥心は変化しない場合があります。
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