看護師の過去問
第109回
午前 問75
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問題
看護師国家試験 第109回 午前 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
2015 年の経済協力開発機構〈 OECD 〉の報告書の日本に関する記述で正しいのはどれか。
- 喫煙率が最も低い。
- 高齢化率が最も高い。
- 人口千人当たりの病床数が最も少ない。
- 国内総生産〈 GDP 〉に対する医療費の割合が最も高い。
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この過去問の解説 (3件)
01
経済協力開発機構(OECD)
欧州経済の復興に伴い、欧州と北米が対等のパートナーとして自由主義経済の発展のために協力を行う機構として1961年に設立されました。
2015年報告書の主な要点
20年にわたる低成長と継続するデフレが、日本の生活水準をOECDの平均以下に低下させ、急速な高齢化が追い討ちとなって、公的支出への圧力となっていました。
そこで、提言されたのがアベノミクスであり、その後、徐々に経済成長が再開したことが報告されています。
1. →2015年喫煙率は、男性18.2% 女性7.9%で、男性はOECD 加盟国中 19 位と平均を上回り、女性は平均を下回っています。
2. →2015年高齢化率は、44%でOECD諸国の中で最も高くなっています。
3. →人口千人当たりの病床数は、13.2床で他の国と比べて最も有しています。
4. →国内総生産(GDP)に対する医療費の割合は、11.2%でOECD諸国における順位は3位となっています。
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02
経済協力開発機構(OECD)
欧州経済の復興に伴い、欧州と北米が対等のパートナーとして自由主義経済の発展のために協力を行う機構として1961年に設立されました。
目的は、①経済成長 ②開発 ③貿易 です。
1.2015年喫煙率は、男性18.2% 女性7.9%で男性は諸国平均を上回り、女性は諸国平均を下回ります。
2.2015年高齢化率は、44%でOECD諸国の中で最も高くなっています。
3.人口千人当たりの病床数は、14床で他の諸国より多く有しています。
4.国内総生産(GDP)に対する医療費の割合は、11.2%でOECD諸国における順位は3位です。
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03
(解説)
経済協力開発機構(OECD)とは、EU加盟国の他、アメリカ・日本・韓国・カナダ・オーストラリアなどの先進国を中心とした35か国が加盟しています。経済の成長と開発、貿易の3つを目的としており、OECDの参加を通して、自国の経済・社会政策や制度を調整・改善する機会になっているとされています。2015年のOECDの報告書によると、65歳以上の人口割合である高齢化率は、加盟国のうち日本が最も高かったという結果が報告されています。よって、世界は「2」になります。
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