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看護師の過去問 第109回 午後 問227

問題

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次の文を読み以下の問いに答えよ。
Aさん( 30 歳、初産婦)は、正常分娩で児を出産した。第 2 度会陰裂傷を認め、会陰縫合術を受けた。分娩 3 時間後に、分娩室から褥室へ帰室した。産褥 1 日のAさんのバイタルサインは、体温 36.8 ℃、脈拍 72 /分、血圧 118 / 70 mmHgであった。子宮底は臍下 1 横指で、子宮は硬く触れ、血性悪露中等量、後陣痛がみられる。会陰縫合部の痛みはあるが発赤はない。乳房緊満( - )、乳管開口数は左右とも 4、5 本。
「昨夜は興奮してなかなか眠れなかった」と言う。
産褥 2 日。Aさんから会陰縫合部の疼痛の増強はないが、離開の不安から排便ができないと訴えがあった。看護師は縫合部の異常がないことを確認した。Aさんは妊娠中の便秘はなかった。
看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
   1 .
産褥体操をAさんに勧める。
   2 .
水分を多く摂るようAさんに勧める。
   3 .
医師に緩下薬の処方について相談する。
   4 .
縫合部の離開の心配はないことをAさんに説明する。
( 看護師国家試験 第109回 午後 問227 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1.妊娠分娩によって変化した母体の復古を促すものであり、Aさんの訴えの解決にはなりません。

2−3 排便への不安を解決する方法として、適切では
 ありません。

4.正解です。離開するかもしれないことへの不安を
  取り除くことが必要です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解:4. 縫合部の離開の心配はないことをAさんに説明する。

縫合部の異常や便秘はなく、離開の不安から排便できない状態であるため、離開の心配はないことを説明して、不安を取り除くことが重要です。

1. →産褥体操は、妊娠・分娩によって伸びた筋肉や関節を元の状態に戻し、血液の循環を良くし、子宮の回復を速やかに促す効果があります。Aさんの不安軽減には繋がりません。

2. →水分摂取は、便秘対策として効果的ですが、Aさんへの対応としては優先度は低いです。

3. →便秘の対応策を取っても改善されないときに、緩下剤の内服も考慮しますが、Aさんへの対応としては当てはまりません。

0
正解4.縫合部の離開の心配はないことをAさんに説明する。



産褥期2日目の経過として通常の経過をしています。
Aさんが不安に感じている縫合部の状況も問題ないので、離開の心配はないことを説明します。
もともと便秘がなかったので、離開に対する不安から腹圧をかけることを躊躇することで起こっていると考えられます。


1.産褥体操は、出産後から妊娠前の身体の状態に戻っていく過程で、安静と活動のバランスを取りながら行っていく運動のことです。Aさんの不安に対する対応ではありません。


2.水分摂取を勧めるのは、便秘の対応として行いますが、Aさんへの対応としての優先度は高くありません。


3.便秘の解消法を行っても解決しない場合は、緩下剤の処方も選択肢に入りますが、優先度は高くありません。

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