正解は１「持続可能な開発目標＜Sustainable Development Goals：SDGs＞」です。
１．持続可能な開発目標（SDGｓ）とは国際社会共通の目標であり、２０１５年に国連で開かれたサミットで世界のリーダーによって決定されたものです。２０１６年～２０３０年までに達成すべき１７の目標と１６９の具体目標で構成されています。一例として「貧困を無くそう」「ジェンダー平等を実現しよう」といった目標で構成されています。
２．ミレニアム開発目標（ＭＤＧｓ）とは開発分野における国際社会共通の目標です。極度の貧困と飢餓の撲滅など８つの目標を掲げ、達成期限となる２０１５年までに一定の成果をあげました。
３．プライマリヘルスケアとは、すべての人にとって健康を基本的な人権として認め、その達成の過程において、住民の主体的な参加や自己決定権を保障する理念のことを言います。
４．政府開発援助（ＯＤＡ）とは、開発途上国の経済や社会の発展、国民の福祉向上や民生の安定に協力するために行われる政府または政府の実施機関が提供する資金や技術協力のことを指します。
正解は１です。
１．SDGsとは2015年の国連サミットにて全会一致で採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。前身のMDGｓより多い計１７の国際目標を示しています。
２．MDGsとは2000年の国連サミットにて採択されました。
極度の貧困と飢餓の撲滅など2015年までに達成すべき8つの目標を掲げました。
8つの目標は①極度の貧困と飢餓の撲滅②初等教育の完全普及の達成③ジェンダー平等推進と女性の地位向上④乳幼児死亡率の削減⑤妊産婦の健康改善⑥HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止⑦環境の持続可能性確保⑧開発のためのグローバルなパートナーシップの推進です。
３．プライマリヘルスケアは1978年に旧ソ連邦カザフ共和国の首都アルマ・アタで出された宣言が基礎となっています。「すべての人に健康を」を掲げ、達成目標を2000年としすべての人々へ健康を基本的な人権とし5つの提案がされました。
４．政府開発援助（ODA）とは発展途上国の経済や社会の発展、国民の福祉向上などのために政府や関係機関が提供する資金援助や技術協力の事です。
正解: 1. 持続可能な開発目標＜Sustainable Development Goals：SDGs＞
持続可能な開発目標＜Sustainable Development Goals：SDGs＞
2015年9月に国際連合（UN）で開かれたサミットで、採択されました。
SDGsは、ミレニアム開発目標を継いで、2016年〜2030年までに、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、持続可能な開発のための17の目標と169のターゲットを達成すべく、各国が取り組んでいくことが示されています。
2. →ミレニアム開発目標（MDGs）は、2000年の国際連合サミットで採択されたもので、より良い世界を築くために国際社会の共通目標として、極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年を達成期限とした8つの目標を掲げています。
3. →プライマリヘルスケアは、1978年の旧ソ連邦カザフ共和国の首都アルマ・アタで出された宣言が基礎になっており、全ての人にとって健康を基本的な人権として認め、その達成過程において、住民の主体的な参加や自己決定権を保障する理念です。
4. →政府開発援助（ODA）は、開発途上地域の開発を主たる目的とする政府及び政府関係機関による国際協力活動のための公的資金です。
