看護師の過去問
第110回
午後 問186
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問題
看護師国家試験 第110回 午後 問186 (訂正依頼・報告はこちら)
Aさん( 69歳、女性)は、主治医、訪問看護師とともに、母( 91歳)を自宅で看取った。死亡確認の直後、Aさんは涙ぐみながら「母のためにもっとできることがあったのではないかと申し訳なく思います」と話した。
このときに訪問看護師が行うAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
このときに訪問看護師が行うAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
- 遺族の会を紹介する。
- 母への思いを傾聴する。
- 遺品を整理することを勧める。
- 新たなことに取りかかるよう促す。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
グリーフケアが必要です。
母親を亡くした直後であり、ショック期・喪失期であるため1.3.4.のような対応は適切ではありません。
悲しみを肯定し、感情を抑えず思いを表現することが大切であるため、傾聴は適切な対応です。一方的に励ましたり無理に声をかけなくても、寄り添う姿勢が大切です。
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02
正解: 2. 母への思いを傾聴する。
看取り直後であり、グリーフワークを十分に行えていないため、まずはAさんの思いを傾聴し受け止めることが必要です。
1. →Aさんは母の死を十分に受容できていないため、遺族の会の紹介は優先度は低いです。
3. →遺品の整理は、グリーフワークが一段落してからで構いません。まずは、母との死別に悲嘆し受容する時期です。
4. →新たなことに取り掛かるのは、グリーフワークが完了してからが望ましいです。
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03
正解2
アドバイスを求めているわけではないためです。
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