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看護師の過去問 第110回 午後 問216

問題

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Aさん( 47歳、女性、会社員)は、夫( 54歳)と2人暮らし。6か月前から月経不順になり、閉経前の症状と思い様子をみていた。しかし、徐々に普段の月経時の出血量よりも多くなり、下腹部痛が出現してきたため、病院の婦人科外来を受診した。診察後、経腟超音波検査の指示が出され、看護師はAさんに検査について説明することになった。

Aさんはその後、順調に経過し退院した。退院後、初回の外来受診時に看護師がAさんに心配なことを尋ねると「退院のときも性生活の説明を聞きましたが、子宮がなくなって自分の身体がどう変化しているかわからないし、やっぱり性生活のことが気がかりです。夫も私の身体を気遣ってくれて、今日も一緒に病院に来てくれました」と語った。
Aさんへの性生活の説明で適切なのはどれか。
   1 .
術後1年までは性行為を控える。
   2 .
夫と別々に説明することを提案する。
   3 .
性行為再開後は避妊を続けてもらう。
   4 .
腟の乾燥に対して潤滑ゼリーを用いるとよい。
( 看護師国家試験 第110回 午後 問216 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は4です。

1.性行為を控えるのは術後2~3か月程度です。この期間は膣断端の創部が治るまでの期間です。

2.性生活の事であるため、夫婦一緒に説明を受けれるようにします。

Aさんの夫も一緒に診察に来ていることからAさんの病気やその後も生活に関しても関心があると考え、一緒に説明すべきです。

3.妊娠の可能性はないため避妊の必要はありません。しかし感染症の予防のために性行為時にコンドームなどの使用は推奨します。

4.エストロゲンの分泌が減少しており、膣内は易乾燥状態になることが多いため、性行為時の摩擦による疼痛が生じる可能性があるため、潤滑ゼリーの使用を勧めます。

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「4」が正解です。


子宮摘出手術の後は、腟の長さが若干短くなることや、腟分泌液が少なくなることから乾燥しやすくなり、性交時に痛みが生じることがあります。腟分泌液の減少が疑われる際は、潤滑ゼリーを使用するなどが有効です。

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正解は4です。

1.子宮摘出術後の性生活は約一か月程度は避ける必要があります。

2.退院時指導は、あえて夫婦別々にする必要はありません。患者様の希望を聞き、できるだけそれに寄り添った方法で行うのが良いでしょう。

3.子宮摘出後は性行為によって妊娠が成立することはないため、避妊を勧めるのは不適切でしょう。

4.更年期に差し掛かる年齢であり、女性ホルモンの減少から膣内を潤す環境の維持が難しくなるため、潤滑ゼリーの使用を勧めると良いでしょう。

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