看護師 過去問
第111回
問3 (午前 問3)
問題文
シックハウス症候群(sick house syndrome)に関係する物質はどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
看護師国家試験 第111回 問3(午前 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
シックハウス症候群(sick house syndrome)に関係する物質はどれか。
- アスベスト
- ダイオキシン類
- 放射性セシウム
- ホルムアルデヒド
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は4です。
シックハウス症候群の主な原因はホルムアルデヒドと言われています。その他の原因としては、化学物質やカビやダニなどの繁殖も原因と言われています。また、石油ストーブなどによる一酸化炭素や二酸化炭素、窒素酸化物も原因と言われています。
1:アスベスト(石綿)は、天然の鉱物繊維です。建物などに使われています。肺の繊維化や肺がん、悪性中皮腫などの病気を引き起こす恐れがあるものです。
2:ダイオキシンは、プラスチックを燃やすことで発生する有毒のガスです。発がんの促進作用や免疫力の低下、甲状腺機能の低下など、人体へ影響があります。
3:放射線セシウム:原発事故などで大気に放出させる放射線物質です。発がんの原因にもなります。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
02
住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染、健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。
この化学物質が粘膜を刺激するため、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹などの症状が出現します。
アスベスト(石綿)の繊維は肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因や肺がんの可能性を指摘されています。
物を燃やすと発生する有機塩化化合物を指し、毒性があります。
放射性セシウムとは、核分裂が起こる際に生じる物質で、放射能を持つセシウムのことです。原発事故で注目されるようになった物質で、大量に被ばくすると発がんリスクが高まることが懸念されています。
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
正解 4
ハウス症候群とは、室内に充満した人工建材などから揮発する化学物質をすいこむことにより、眼、鼻、喉、皮膚の刺激症状、頭痛、倦怠感など健康被害が起こることです。
代表的な化学物質はホルムアルデヒドで、その他にアセトアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼン、テトラデカン、クロルピリホス、フェノブカルブ、ダイアジノン、フタル酸ジ-n-ブチル、フタル酸ジ-n-エチルヘキシルが原因となります。
1.アスベストは肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になる物質です。
2.ダイオキシン類 は発がん性物質です。
3.放射性セシウムは放射性物質で、線量によりDNAの損傷・悪性腫瘍・
白内障などの健康被害が 起こります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問2)へ
第111回 問題一覧
次の問題(問4)へ