胃瘻は経口摂取が困難な場合に腹部からチューブを挿入し胃内に固定にして、直接栄養剤の投与を行うものです。日々の胃瘻管理は家族が行う必要があり、看護師は家族に適切な胃瘻管理の指導を行う必要があります。
正解です。栄養剤注入後にはチューブ内に栄養剤が残ることで汚染や閉塞の予防のため、毎回チューブ内に付着する栄養剤を白湯で洗い流す必要があります。
誤りです。チューブや固定板の種類により交換時期は異なりますが、1～4か月毎に原則として医師が胃瘻交換を行います。
誤りです。同じ位置に固定すると皮膚のトラブルを招く恐れがあるため固定位置を変えることが望ましいです。
誤りです。直接胃内に注入するため栄養剤の消化が早い成分、冷たい栄養剤や投与速度が速い方が下痢を起こす場合があります。下痢の場合は速度は遅くする対応が適切です。
この問題は胃瘻についておさえておくのが必要です。
正解です。栄養剤注入後には毎回白湯を流します。理由は、チューブの汚染、閉塞を防ぐためです。
チューブの交換は医師が行う行為です。家族が行うことはできません。
同じ位置に固定することにより、皮膚トラブルの可能性もあるため、毎回違う場所に固定します。
下痢症状の時は栄養剤が合ってないか、速度が速い可能性が考えられます。その際は速度を遅くします。
正解は １ です。
１．栄養剤注入後には、チューブ内に残った栄養剤による汚染や閉塞を予防するため、毎回白湯で洗い流す必要があります。
よって適切です。
２．チューブの交換は原則医師が行うものになります。
よって不適切です。
３．毎回同じ位置に固定することで、圧迫等により皮膚トラブルが生じる可能性があります。毎回位置を変えて固定し皮膚トラブルを予防する必要があります。
よって不適切です。
４．栄養剤の種類や温度、投与速度によって下痢が起こることがあります。そのため、下痢の場合は速度を遅くして投与します。
よって不適切です。
