看護師の過去問 第111回 午前 問70
この過去問の解説 (3件)
この問題は、災害時の呼吸器管理の必要な患者を想定することがポイントです。
人工呼吸器の予備回路は、事業所ではなく呼吸器の横に置き、必要時すぐに交換できる環境を整えておく必要があります。
災害時を想定し、個別マニュアルを作成しておくことは必要です。
事業所に非常時の呼吸器を準備していてもすぐに使用できないので違います。
災害時に事業所まで避難できない可能性が高いため違います。
どのような災害がいつ、どこで起きるかの予想は困難なので、さまざまな災害の種類、程度を想定してそれぞれの対応を考えておくことが重要となります。
誤りです。人工呼吸器の予備の回路はトラブルが発生した場合の取り替え用のためベッド周辺に置いてすぐに対応するために整備しておく必要があります。訪問看護事業所で預かるものではありません。
正解です。災害の種類、程度により対応は異なります。そのため災害によって起こりうるトラブルを複数想定し、個別マニュアルを作成していおくことが有効です。
誤りです。訪問看護事業所に人工呼吸器を備えていても、災害時に即座に対応することができません。
誤りです。災害の種類や利用者の状態によっては訪問看護事業所に避難ができるとは限りません。避難場所も個別の避難マニュアルに記載しておくのが望ましいです。
正解は 2 です。
1.人工呼吸器の予備回路は、トラブル発生時に必要となります。
すぐに使用できるように訪問看護事業所ではなく、利用者のところで管理する必要があります。
よって不適切です。
2.災害時を想定し、複数の対応をマニュアル化し備えておくことは有効です。
3.訪問看護事務所に備えていたとしても、人工呼吸器を利用者のもとで即座に使用することができないため不適切です。
4.災害の程度により訪問看護事務所に避難できない場合が想定されます。
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