問題
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介護保険における被保険者の要支援状態に関する保険給付はどれか。
1 .
医療給付
2 .
介護給付
3 .
年金給付
4 .
予防給付
( 看護師国家試験 第111回 午後 問4 )
介護保険の給付の種類は3種類に分けられます。
内容について説明します。
①介護給付→要介護状態に関する保険給付
②予防給付→要支援状態に関する保険給付
③市町村特別給付→介護給付や予防給付の対象とならない、
配色サービスや移送サービスなどで、市町村独自の給付を行う給付。
医療給付とは、健康保険における給付で、
主に業務外で、病気やケガの治療などで病院にかかったときなどに、
受けられる給付になります。
よって不適切です。
介護給付は、要介護1~5に該当する人が、介護サービスを受けた際に、
かかった費用の9割が給付されます。
要支援状態の方の保険給付は別になりますので、
不適切です。
年金給付とは、国民年金や厚生年金から支給される給付になります。
よって不適切です。
予防給付は、要支援認定を受けた人を対象とした給付制度です。
月の限度額にあわせ、自己負担1~3割で訪問看護や通所リハビリなどの
サービスが利用できます。
正解は4です。
介護保険における被保険者は、市町村の区域内に住所を有する65歳以上の者または40歳以上65歳未満の医療保険加入者です。
各選択肢については以下の通りです。
1 .医療給付は健康保険における給付です。
2 .介護給付は要介護者への給付です。
3 .年金給付は国民年金や厚生年金から給付されるものです。
4 .予防給付は、要支援者への給付です。
1.3 不正解
介護保険ではないので、不適切。
2 不正解
介護給付は、要介護1-5にあたる人が対象です。
4 正解
予防給付は、要支援1.2にあたる人が対象なので、適切です。