看護師の過去問
第111回
午後 問76
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問題
看護師国家試験 第111回 午後 問76 (訂正依頼・報告はこちら)
平成27年(2015年)時点での世界の三大感染症に入るのはどれか。
- ポリオ〈急性灰白髄炎〉(poliomyelitis)
- マラリア(malaria)
- 天然痘(smallpox)
- 麻疹(measles)
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
エイズ/HIV、結核、マラリアは、毎年約250万人もの命を奪い、「世界の三大感染症」と呼ばれ、長年にわたり様々な障害をもたらしてきました。
各選択肢については以下の通りです。
1 .ポリオ〈急性灰白髄炎〉…ポリオウイルスによって、急性の麻痺が起こる病気です。感染症法では2類の感染症に分類されています。
2 .マラリア…マラリア原虫をもった蚊に刺されることで感染します。世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。
3 .天然痘…天然痘ウイルスによる感染症です。天然痘は紀元前より、伝染力が非常に強く死に至る疫病として恐れられていましたが、天然痘ワクチン接種の普及により発生数が減少したことで、WHOは1980年5月に天然痘の世界根絶宣言を行いました。その後、世界中で天然痘患者は発生していません。
4 .麻疹…麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。平成27年に世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態にあることが認定されました。
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02
世界の三大感染症は、HIV/エイズ、結核、マラリアです。
伝播性や対策に要する経費負担の大きさから、世界各国が協力して対策を進めなければならない問題です。
×:誤り
ポリオ〈急性灰白髄炎〉は該当しません。
○:正しい
マラリアは世界三大感染症の一つです。
×:誤り
天然痘は該当しません。
×:誤り
麻疹は該当しません。
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03
正解は2です。
世界の三大感染症は
・HIV/エイズ
・結核
・マラリア
の3つです。
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