看護師の過去問
第112回
午前 問46

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問題

看護師国家試験 第112回 午前 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

放射線治療で人体の吸収線量を表す単位はどれか。
  • Bq
  • eV
  • Gy
  • Sv

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この過去問の解説 (3件)

01

医療で使われる放射線・放射能の単位は、GySvBqがあります。

選択肢1. Bq

×:誤り

Bq(ベクレル)は、放射能の強さを表す単位です。

選択肢2. eV

×:誤り

eV(電子ボルト)は、電子のエネルギーを表す単位です。

選択肢3. Gy

○:正しい

Gy(グレイ)は、放射線の照射で物質が吸収するエネルギー(吸収線量)を表す単位です。

選択肢4. Sv

×:誤り

Sv(シーベルト)は、人が受ける被爆線量を表す単位です。

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02

放射線には様々な単位がありますが、何に対する放射線量であるのかが異なります。1つずつ整理していきましょう。

選択肢1. Bq

誤りです。放射性物質が放射線を出す能力の強さを表します。

選択肢2. eV

誤りです。原子や分子のエネルギーの単位です。

選択肢3. Gy

正解です。ある空間における放射線量(ある空間にどれだけの放射線が発生しているのか)を表します。

選択肢4. Sv

誤りです。放射性物質の被ばく量(放射性物質が人体に影響を与えている放射線量)を表します。

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03

医療で使われている放射線量の単位に、Gy(グレイ)、Sv(シーベルト)、Bq(ベクレル)があります。それぞれの単位が表す意味を整理しておきましょう。

選択肢1. Bq

誤りです。Bq(ベクレル)は放射能の強さを表す単位です。

選択肢2. eV

誤りです。eV(電子ボルト)は電子のエネルギーを表す単位です。

選択肢3. Gy

正解です。Gy(グレイ)は吸収線量の単位として用いられています。吸収線量とは、放射線の照射によって単位質量あたりの物質が吸収するエネルギーのことをいいます。

選択肢4. Sv

誤りです。Sv(シーベルト)は被曝の程度を表す単位です。

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