看護師の過去問
第112回
午後 問43

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第112回 午後 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>の測定値に影響を及ぼすのはどれか。
  • 頻脈
  • 高血圧
  • 高体温
  • 末梢循環不全

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

経皮的動脈血酸素飽和度は、パルスオキシメーターという機器を使用し、体の中の酸素飽和度を測定します。

センサーを使用するため、末梢が冷たいと測定することが難しい場合があります。

選択肢1. 頻脈

末梢循環障害が起こるわけではないため、影響しません。

選択肢2. 高血圧

測定に影響を及ぼしません。

選択肢3. 高体温

測定に影響を及ぼしません。

選択肢4. 末梢循環不全

末梢循環不全は、指先や足先などが冷たくなるため測定が難しい場合があります。

最近ではそのような場合、耳朶を使用して測定する場合もあります。

まとめ

日々使用する機器は、どのような測定方法なのか仕組みを知っておくことで、非常時の対応が可能になるでしょう。

参考になった数0

02

パルスオキシメータは経皮的酸素飽和度を計測する機器です。爪に光を当てることで酸素飽和度を測定します。

選択肢1. 頻脈

誤りです。脈は酸素飽和度への直接的な影響はありません。

選択肢2. 高血圧

誤りです。血圧は酸素飽和度への直接的な影響はありません。

選択肢3. 高体温

誤りです。体温は酸素飽和度への直接的な影響はありません。

選択肢4. 末梢循環不全

正解です。末梢の循環動態が悪いと酸素飽和度の測定値に影響が出る事があります。

参考になった数0

03

経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>の測定は、パルスオキシメーターという機器を使って測定します。パルスオキシメーターは、センサーで動脈血を検知をするため、浮腫や手足の冷え、マニキュアの塗布などが原因で、正しく測定できないことがあります。

選択肢1. 頻脈

頻脈は、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>の測定値に影響を及ぼしません。

選択肢2. 高血圧

高血圧は、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>の測定値に影響を及ぼしません。

選択肢3. 高体温

高体温は、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>の測定値に影響を及ぼしません。

選択肢4. 末梢循環不全

末梢循環不全が起こると、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>が正しく測定できません。

参考になった数0