看護師の過去問
第113回
午前 問42
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
正解!素晴らしいです
残念...
MENU
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
あん摩マッサージ指圧師
1級 管工事施工管理技士
1級 建築施工管理技士
1級 電気工事施工管理技士
1級 土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者 乙4
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
国内旅行業務取扱管理者
第一種 衛生管理者
第一種 電気工事士
大学入学共通テスト(世界史)
第三種 電気主任技術者
第二種 衛生管理者
第二種 電気工事士
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級 管工事施工管理技士
2級 建築施工管理技士
2級 電気工事施工管理技士
2級 土木施工管理技士
ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
肝臓の機能の1つには胆汁の生成があり、
肝臓から常に分泌されています。
黄褐色の液体です。
肝切除の肝切離面から胆汁が腹腔内に流出した場合、
胆汁漏を引き起こします。
肝切除術後の合併症として頻度が高いものになります。
胆汁感染から敗血症につながり重篤となる場合もあります。
術後の観察ポイントとして、
ドレーンの排液の色や性状も重要です。
×:
肝臓を切除した場合、肝臓機能に障害が出て、
皮膚や粘膜に黄疸が生じる場合もありますが、
ドレーン排液に影響はありません。
×:
肝臓は血流豊富で、手術は比較的出血量が多い為、
術後出血のリスクがあります。
その場合、黄褐色の排液ではなく、鮮血がみられる場合が多いです。
×:
術後、一時的な肝機能低下により
腹部に腹水が溜まることがありますが
その場合、ドレーン排液は漿液性(透明で薄黄色)となります。
〇→:
胆道・膵臓手術でつないだ部分から、
胆汁や膵液が漏れることがあり、茶褐色の排液がみられます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
肝切除術後のドレーン排液の色や性状は、術後合併症の早期発見において非常に重要な指標です。
黄褐色の排液が見られた場合、肝臓や胆道系の異常が考えられます。
ここでは、考えられる原因について各選択肢を詳しく見ていきます。
黄疸は血中ビリルビン濃度の上昇による症状で、皮膚や眼球が黄色くなることを特徴とします。
しかし、黄疸自体がドレーン排液の色に直接影響を与えることはありません。
この選択肢は不適切です。
出血によるドレーン排液は、赤色または暗赤色になります。
黄褐色の排液は出血の可能性を示唆しません。この選択肢は不適切です。
腹水は通常、透明または淡黄色の液体で、黄褐色の排液ではありません。
したがって、この選択肢は不適切です。
胆汁漏は、肝切除術後に胆管の損傷や縫合不全によって起こる合併症です。
胆汁が腹腔内に漏れると、ドレーン排液が黄褐色になることが一般的です。
胆汁漏は術後3日目においても起こり得るため、この選択肢が最も適切です。
肝切除術後3日の患者でドレーンから黄褐色の排液が見られた場合、
考えられる原因として最も適切なのは「胆汁漏」です。
その他の選択肢である黄疸、出血、腹水は、排液の性状と一致しません。
術後のドレーン管理では、排液の色や量、性状を注意深く観察し、合併症の早期発見に努めることが重要です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
肝切除術後3日の患者で、ドレーンから黄褐色の排液が見られた場合、「胆汁漏」が考えられます。
肝切除後に胆管が十分に閉鎖されていない場合、胆汁が漏出し、黄褐色の排液がドレーンから確認されることがあります。
黄疸は、血中のビリルビン値が高くなり、皮膚や粘膜が黄色くなる状態です。
ドレーンからの排液として黄疸自体が現れることはなく、黄疸による黄褐色の排液が見られるわけではありません。
黄疸は肝機能の指標であるため、ドレーンからの排液には影響しません。
出血が起きている場合、排液は通常鮮紅色や暗赤色を呈します。
出血性の排液が黄色や黄褐色に見えることはなく、明らかに血液と分かる色をしています。
したがって、黄褐色の排液が出ている場合、出血である可能性は低いです。
腹水は、通常無色透明または淡黄色で、黄褐色になることはあまりありません。
術後のドレーンから腹水が排出されることもありますが、黄褐色の排液とは異なる色調であるため、今回の状況には当てはまりにくいです。
胆汁漏は、肝切除術後に胆管の縫合が不完全である場合に発生することがあり、黄褐色の排液がドレーンから見られることがあります。
胆汁は黄褐色をしているため、胆汁漏が発生するとその色がドレーンに現れることが多いです。
このため、黄褐色の排液は胆汁漏の可能性を示唆します。
肝切除術後にドレーンから黄褐色の排液が見られる場合、胆汁漏の可能性が高いです。
胆管からの胆汁漏出が原因であることが多いため、早期の対応が重要です。
他の原因と色調の違いを理解し、正確な評価と適切なケアを行うことが肝要です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問41)へ
第113回問題一覧
次の問題(問43)へ