看護師 過去問
第113回
問156 (午後 問36)

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問題

看護師国家試験 第113回 問156(午後 問36) (訂正依頼・報告はこちら)

痛風(gout)の患者が摂取量を減らすことが望ましい食品はどれか。
  • 鶏卵
  • チーズ
  • 鶏レバー
  • じゃがいも

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3 鳥レバーです

 

痛風は高尿酸血症が原因で引き起こされます。

高尿酸血症は、プリン体代謝異常による尿酸の産生過剰や排泄障害により、血中尿酸濃度が上昇した状態です。

高尿酸血症の持続により、尿酸塩が体内組織に沈着して生じる病態で、飲酒やストレスで誘発され、激痛を伴う痛風発作、尿路結石などを生じます。

 

エネルギー摂取制限に加え、プリン体摂取量を抑える必要があり、動物の内臓や魚の干物など高プリン体食品を避ける必要があります。

選択肢1. 鶏卵

鶏卵は痛風(gout)の患者が摂取量を減らすことが望ましい食品ではないため不適切です。

選択肢2. チーズ

チーズは痛風(gout)の患者が摂取量を減らすことが望ましい食品ではないため不適切です。

選択肢3. 鶏レバー

鶏レバーは痛風(gout)の患者が摂取量を減らすことが望ましい食品のため適切です。

選択肢4. じゃがいも

じゃがいもは痛風(gout)の患者が摂取量を減らすことが望ましい食品ではないため不適切です。

まとめ

痛風患者は、野菜や海藻類を積極的に摂取し、尿をアルカリ性にするように指導する必要があります。

発作が治ると治ってしまったと勘違いし通院しなくなることが多いですが、疾患は慢性であるため、治療を続ける重要性を説明する必要があります。

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02

痛風(gout)とは、高尿酸血症が要因で引き起こされるものであり、尿酸値が高くなる原因には、プリン体を多く含む食品の多量摂取が挙げられます。

そのため、痛風(gout)の患者はプリン体を多く含む食品の摂取を控える必要があります。

選択肢1. 鶏卵

鶏卵はプリン体が少ない食品であるため、摂取量を減らす必要はありません。


 

選択肢2. チーズ

チーズはプリン体が少ない食品であるため、摂取量を減らす必要はありません。

選択肢3. 鶏レバー

鶏レバーはプリン体が非常に多く含まれている食品であるため、摂取量を減らすことが望ましいとされています。

選択肢4. じゃがいも

じゃがいもはプリン体が少ない食品であるため、摂取量を減らす必要はありません。

まとめ

プリン体を多く含む食品には、鶏レバー、干物(マイワシ)、白子(イサキ、ふぐ、たら)、あんこう、太刀魚などがあります。

看護師として正しい指導ができるよう、確認しておきましょう。

 

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03

正解は「鶏レバー」です。

痛風は尿酸の代謝異常によって引き起こされ、尿酸値を上昇させる食品の摂取を制限する必要があります。

 

選択肢1. 鶏卵

鶏卵はプリン体がほとんど含まれていないため、痛風の患者でも安全に摂取できます。

 

選択肢2. チーズ

チーズもプリン体が少ない食品の一つで、痛風の患者が摂取しても問題はありません。

 

選択肢3. 鶏レバー

鶏レバーはプリン体を多く含むため、尿酸値を上昇させるリスクがあります。

痛風患者はこのような内臓系食品を控えることが望ましいです。

 

選択肢4. じゃがいも

じゃがいもはプリン体含有量が低く、痛風患者が摂取しても安全な食品です。

 

まとめ

痛風の患者は、プリン体を多く含む食品の摂取を控える必要があり、特に鶏レバーのような内臓系食品は避けるべきです。

鶏卵、チーズ、じゃがいもはプリン体が少ないため、痛風の影響を与えにくい食品といえます。

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