看護師 過去問
第113回
問157 (午後 問37)
問題文
患者、看護師、ベッド、車椅子の位置を図に示す。
ベッド上にいる右片麻痺がある患者の端座位から車椅子への移乗を援助する看護師の足と車椅子の位置で適切なのはどれか。
ベッド上にいる右片麻痺がある患者の端座位から車椅子への移乗を援助する看護師の足と車椅子の位置で適切なのはどれか。
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問題
看護師国家試験 第113回 問157(午後 問37) (訂正依頼・報告はこちら)
患者、看護師、ベッド、車椅子の位置を図に示す。
ベッド上にいる右片麻痺がある患者の端座位から車椅子への移乗を援助する看護師の足と車椅子の位置で適切なのはどれか。
ベッド上にいる右片麻痺がある患者の端座位から車椅子への移乗を援助する看護師の足と車椅子の位置で適切なのはどれか。
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この過去問の解説 (3件)
01
移乗を援助するときには、患者の患側に看護師が立ち、患者の健側に車椅子を配置するのが基本です。
正解です。
患者の患側(右側)に立つことで患者を支えやすく、健側(左側)に車椅子があることで患者自身で移乗のために体を動かすのもスムーズです。
不正解です。
車椅子が健側に配置されているのは適切ですが、看護師は患者の立ち位置が不適切です。
患者を支えやすい患側(右側)に立つことが必要です。
不正解です。
車椅子が患側(右側)にあると患者自身で移乗することが困難になります。
看護師も患側(右側)を支えられないので、患者の転倒リスクが高まります。
不正解です。
車椅子が患側にあること、看護師が患側に立てない位置での移乗は不適切です。
麻痺がある患者が車椅子に移乗するときには、看護師が患側に立ち、車椅子を健側に配置することで患者が移乗しやすく転倒のリスクも軽減できます。
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02
この設問は、右片麻痺のある患者をベッドから車椅子に移乗する際の看護師の足と車椅子適切な位置について問うものです。
移乗介助は、患者の安全と快適さを確保するために重要な技術であり、適切な位置取りが求められます。
片麻痺のある患者さんの車いす移乗のポイント(前提)は①健側に車いすがあること。②看護師は患者の健側に立ち、足をしっかりと地面につけて安定した姿勢を保てることです。
正解。
車いすが患者の健側側にあり、さらに、看護師の足が患者の健側側の足と車いすの間にあることです。
患者は健側に車いすがあることにより、車いすをつかむことが可能で足にも力が入れやすいです。
看護師は足を前後に配置することで患者が立ち上がる際に支えられるようにします。
また看護師は患者の体を支えながら、必要に応じて右足を軸に体を回転させるのを助けることができるので、スムーズに移乗介助ができるポジショニングとなります。
不正解
患者の健側側に車いすがありますが、看護師の足の位置に問題があります。
本来、看護師の足は患者と車いすの間にあるべきです。
これでは患者と看護師の距離も近く、うまく回転することができません。
また看護師の足が患者の移乗の邪魔になります。
よってこの回答はスムーズではないため不正解となります。
不正解
健側側に車いすを置くという前提から、不正解であることが分かります。
不正解
健側側に車いすを置くという前提から、不正解であることが分かります。
また看護師の足のポジショニングにも問題があります。
この問題では、右片麻痺の患者をベッドから車椅子に移乗する際の適切な位置取りについて理解することが求められました。
車椅子は患者の健側に配置し、看護師も健側に立つことで、患者が安全かつスムーズに移乗できるようにします。
移乗介助は患者の安全を確保するために重要であり、適切な技術と知識が必要です。
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03
適切な解答は、麻痺側への配慮と看護師の立ち位置、車椅子の配置が適切に考慮されたものです。
この配置によって、患者の安全を保ちながら円滑に移乗を進めることができます。
看護師が麻痺側(右側)に立ち、車椅子が健側(左側)配置された状態です。
麻痺側に立つことで、看護師は患者の麻痺側を支えながら介助できます。
また、車椅子が健側にあることで、患者は健側を軸にして移乗することができます。
この配置は、患者の安全を確保しつつ、スムーズな移乗が可能です。
看護師が麻痺側(右側)に立ち、車椅子が患者の健側(左側)にある配置です。
患者の健側に車椅子が配置されているのは良いですが、この場合の看護師の立ち位置は患者さんが移乗する際に健側を軸にして移乗しにくい立ち位置となっています。
看護師が健側(左側)に立ち、車椅子が麻痺側(右側)にある配置です。
車椅子が麻痺側にあると、患者が自力で車椅子へ移動しづらく、また看護師がサポートする際に、患者の麻痺側への転倒リスクが高まります。
看護師が健側(左側)に立ち、車椅子が麻痺側(右側)にある配置です。
看護師が患者の麻痺側を直接支えることができないため、患者がバランスを崩した場合のリスクが高くなります。
また、車椅子の位置も患者が自力で移乗するのに不適切です。
移乗の際には、患者の麻痺側を看護師が支えやすく、患者自身が健側を使って体を支えることができるようにすることが重要です。
看護師が麻痺側に立ち、車椅子が麻痺側に寄り添う配置が最も安全で、移乗をスムーズに行うことができるため、適切な配置といえます。
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