看護師の過去問
第113回
午後 問38

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この過去問の解説 (1件)

01

皮膚は表皮、真皮、皮下組織からなります。

表皮は基底層( 新しい皮膚細胞が生成される層)、有棘層( 皮膚細胞が成長し、変化する層)、顆粒層:(皮膚のバリア機能を形成する層)、角質層( 古い細胞が積み重なり、外的要因から保護する層)の5層で構成されています。

選択肢1. 垢として剝がれ落ちるのは基底層である。

皮膚が剥がれ落ちるのは、主に表皮層の外側にある角質層で起こります。

基底層は表皮の最も内側の層で、皮膚細胞が新たに生成される場所です。

基底層で作られた細胞は、徐々に上に押し上げられて角質層に到達し、最終的には剥がれ落ちるというプロセスがあります。

選択肢2. 外陰部にはアポクリン汗腺が存在する。

アポクリン汗腺は局所的で腋窩や乳輪、肛門周囲などの外陰部に存在していています。

エクリン汗腺は全身の皮膚に存在し、特に手のひら、足の裏、額など、体温調節が必要な部位に多く見られます。

選択肢3. 皮膚表面は弱アルカリ性である。

皮膚表面には弱酸性の乳液状被膜が形成されています。具体的には、皮膚のpHは約4.5から5.5の範囲にあり、この酸性の状態は「皮膚のバリア」として機能しています。

選択肢4. ケラチンは紫外線を吸収する。

紫外線を吸収し、皮膚細胞を保護するのはメラニン色素です。

このため、日光に当たることでメラニンの生成が促進され、肌が日焼けします。

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