看護師 過去問
第113回
問169 (午後 問49)
問題文
老人性難聴(presbyacusis)の特徴はどれか。
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問題
看護師国家試験 第113回 問169(午後 問49) (訂正依頼・報告はこちら)
老人性難聴(presbyacusis)の特徴はどれか。
- 両側性に生じる。
- 混合性難聴である。
- 低音域が障害される。
- 外耳の障害によって起こる。
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この過去問の解説 (2件)
01
老人性難聴(presbyacusis)は、加齢に伴って生じる聴力の低下を指します。
このタイプの難聴の特徴について考えてみましょう。
正解です。
老人性難聴は通常、両側性(両耳)に生じます。
加齢による聴覚の変化は、一般的に左右の耳に均等に影響を与えることが多いです。
不正解です。
老人性難聴は主に感音性難聴であり、内耳や聴神経の変性によって起こります。
混合性難聴は、伝音性難聴と感音性難聴の両方の要素を持つものですが、老人性難聴は通常、感音性難聴に分類されます。
不正解です。
老人性難聴では、通常、高音域から聴力が低下し始めます。
低音域よりも高音域の音が聞き取りにくくなるのが一般的です。
不正解です。
老人性難聴は、内耳の蝸牛や聴神経の加齢変化によって起こる感音性難聴であり、外耳の障害が原因ではありません。
老人性難聴の特徴として正しいのは、「両側性に生じる」という点です。
これは、加齢による聴力の低下が通常、左右の耳に均等に影響を与えるためです。
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02
正しい解答は「両側性に生じる」です。
老人性難聴(presbyacusis)は加齢に伴い、左右両耳で徐々に進行する難聴の特徴を持ちます。
老人性難聴は両側性に生じることが特徴です。
加齢により、内耳の有毛細胞が徐々に機能低下することで、左右の耳が同時に影響を受けます。
通常、片側のみの難聴ではなく、両側で聞こえが徐々に悪くなります。
老人性難聴は、感音難聴が主な原因です。
内耳や聴神経の老化によって生じるため、伝音性難聴と感音難聴が組み合わさった混合性難聴ではありません。
老人性難聴では、高音域から聞こえにくくなるのが一般的です。
加齢に伴い、特に高周波数の音を捉える能力が低下しやすいため、低音域が障害されるという特徴はありません。
老人性難聴は、主に内耳の加齢による変化が原因であり、外耳の障害によるものではありません。
内耳の有毛細胞や聴神経の機能低下が進行し、聴力が低下します。
老人性難聴(presbyacusis)は、両側性に進行し、高音域の聴力低下が見られることが特徴です。
主に内耳や聴神経の加齢による変化が原因であり、外耳や中耳の問題ではありません。
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