看護師の過去問
第113回
午後 問48

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問題

看護師国家試験 第113回 午後 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

家族周期における発達段階で、高齢者が配偶者を失った後の段階はどれか。
  • 完結期
  • 教育期
  • 充実期
  • 分離期

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この過去問の解説 (2件)

01

家族周期における発達段階で、高齢者が配偶者を失った後の段階について考えてみましょう。

 

選択肢1. 完結期

正解です。

家族周期の中で、子供が独立し、夫婦だけの生活に戻る時期や、配偶者を失った後の一人暮らしの時期を指すことがあります。

この段階では、人生の総括や新たな生活の再構築が求められることが多いです。

選択肢2. 教育期

不正解です。

子供が成長し、教育を受ける時期を指します。

この段階は、通常、親が子供の教育に関与する時期であり、高齢者が配偶者を失った後の段階とは異なります。

選択肢3. 充実期

不正解です。

家族や個人が安定し、仕事や家庭生活が充実している時期を指します。

通常、子供が成長し、親が仕事でのキャリアを築いている時期です。

選択肢4. 分離期

不正解です。

子供が成長して家を離れる時期を指します。

親が子供の独立を見守る段階であり、配偶者を失った後の段階とは異なります。

まとめ

したがって、高齢者が配偶者を失った後の段階は、完結期に該当します。

この段階では、配偶者を失ったことによる生活の変化に適応し、新たな生活の形を見つけることが求められます。

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02

正しい解答は、「完結期」です。

家族周期における完結期は、子どもが独立し、配偶者を失った後に1人で生活する高齢期を指します。

 

選択肢1. 完結期

完結期とは、家族周期において、配偶者を失い1人で生活をする段階や、老後を過ごす時期を指します。

この時期は、配偶者の死を乗り越え、新たな生活の再編を行う時期です。

また、自身の健康状態や終末期の準備も含めて、人生の締めくくりを迎える時期でもあります。

 

選択肢2. 教育期

教育期は、主に子どもが成長し、教育を受ける時期を指します。

この時期は、親が子どもの教育や成長に専念するため、配偶者を失った後の段階とは異なります。

 

選択肢3. 充実期

充実期は、子どもが独立し、親が自分たちの生活を楽しんだり、仕事や趣味に時間を使える時期です。

配偶者が存命であり、家庭の充実を図る段階を指すため、配偶者を失った後の段階ではありません。

 

選択肢4. 分離期

分離期は、子どもが家庭を離れ独立する時期です。

親にとっては子育てが終了し、夫婦で新しい生活を再構築する時期ですが、配偶者を失う段階ではありません。

 

まとめ

配偶者を失った後の高齢者の段階は、家族周期における完結期に該当します。

この時期には、喪失体験を乗り越え、自分自身の生活を再編することが求められます。

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