看護師の過去問
第113回
午後 問47

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問題

看護師国家試験 第113回 午後 問47 (訂正依頼・報告はこちら)

膀胱鏡による組織検査を受ける成人男性への説明で正しいのはどれか。
  • 「検査前は膀胱に尿をためてください」
  • 「尿道から内視鏡を挿入します」
  • 「膀胱に二酸化炭素を注入します」
  • 「検査後24時間はベッドで安静にします」

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい解答は、「尿道から内視鏡を挿入します」です。

膀胱鏡による検査では、尿道から内視鏡を挿入して膀胱内の観察や組織検査を行います。

 

選択肢1. 「検査前は膀胱に尿をためてください」

膀胱鏡による検査では、検査中に膀胱内を観察しやすくするため、通常は検査前に排尿を済ませておくことが多いです。

検査時に膀胱内に尿をためることは必要ではありません。

 

選択肢2. 「尿道から内視鏡を挿入します」

膀胱鏡検査では、尿道から内視鏡を挿入して、膀胱内を直接観察します。

内視鏡を使って膀胱内の状態を確認したり、必要に応じて組織を採取したりすることができます。

 

選択肢3. 「膀胱に二酸化炭素を注入します」

膀胱鏡検査では、膀胱内を広げて観察しやすくするために生理食塩水などの液体を注入することがありますが、二酸化炭素を注入することはありません

二酸化炭素は腹腔鏡などの別の検査で使用されます。

 

選択肢4. 「検査後24時間はベッドで安静にします」

膀胱鏡による検査は、比較的侵襲の少ない検査であり、検査後に24時間のベッド上安静は通常必要ありません。

検査後は軽い血尿や違和感が生じることがありますが、通常はすぐに日常生活に戻ることができます。

 

まとめ

膀胱鏡による組織検査では、尿道から内視鏡を挿入して膀胱内の観察や組織の採取を行います。

検査に伴う侵襲性は比較的低く、患者への説明も正確に行うことが重要です。

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