問題
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次の対話は、会社法上の公開会社の発行する異なる種類の株式に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次のアからオまでの学生の解答のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
教授:議決権制限株式について説明してください。
学生:ア 株主総会又は種類株主総会において議決権を行使することができる事項について制限のある種類の株式を議決権制限株式といいます。
教授:会社法上の公開会社による議決権制限株式の発行について、会社法上、何か制限がありますか。
学生:イ 会社法上の公開会社においては、議決権制限株式の数が発行済株式の総数の2分の1を超えるに至ったときは、発行済株式の総数の2分の1を超えて発行された議決権制限株式は、無効となります。
教授:会社法上の公開会社において、株主が1株について複数個の議決権を有することを内容とする種類の株式を発行することができますか。
学生:ウ はい。そのような種類の株式を発行することもできます。
教授:それでは、会社法上の公開会社において、取締役の一部を種類株主総会において選任し、残りの取締役を株主総会において選任することを内容とする種類の株式を発行することができますか。
学生:エ いいえ。そのような種類の株式を発行することはできません。
教授:最後に、会社法上の公開会社において、取締役会において決議すべき事項の一部について、当該決議のほか、種類株主総会の決議があることを必要とすることを内容とする種類の株式を発行することができますか。
学生:オ はい。そのような種類の株式を発行することもできます。
教授:議決権制限株式について説明してください。
学生:ア 株主総会又は種類株主総会において議決権を行使することができる事項について制限のある種類の株式を議決権制限株式といいます。
教授:会社法上の公開会社による議決権制限株式の発行について、会社法上、何か制限がありますか。
学生:イ 会社法上の公開会社においては、議決権制限株式の数が発行済株式の総数の2分の1を超えるに至ったときは、発行済株式の総数の2分の1を超えて発行された議決権制限株式は、無効となります。
教授:会社法上の公開会社において、株主が1株について複数個の議決権を有することを内容とする種類の株式を発行することができますか。
学生:ウ はい。そのような種類の株式を発行することもできます。
教授:それでは、会社法上の公開会社において、取締役の一部を種類株主総会において選任し、残りの取締役を株主総会において選任することを内容とする種類の株式を発行することができますか。
学生:エ いいえ。そのような種類の株式を発行することはできません。
教授:最後に、会社法上の公開会社において、取締役会において決議すべき事項の一部について、当該決議のほか、種類株主総会の決議があることを必要とすることを内容とする種類の株式を発行することができますか。
学生:オ はい。そのような種類の株式を発行することもできます。
1 .
アイ
2 .
アウ
3 .
イオ
4 .
ウエ
5 .
エオ
( 平成29年度 司法書士試験 午前の部 問28 )