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公認心理師の過去問 第1回 追加試験(2018年) 午後 問149

問題

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15歳の女子A、中学3年生。最近、成績が下がっているため中学校の相談室の公認心理師に初めて相談に来た。Aは成績低下の理由として、「集中力が落ちて勉強が手につかず、塾に行ってもほとんど頭に入ってこない」と話した。次第に口数が少なくなり、「両親が離婚を話し合っているため、自分の将来が不安で仕方ない」と絞り出すように言って涙をこぼした。
公認心理師のAへの言葉として、最も適切なものを1つ選べ。
   1 .
勉強が手につかないことは、辛く苦しいですね。
   2 .
両親のことをここで話すことは勇気がいることでしたね。
   3 .
成績は落ちても努力すれば、またすぐに上がってきますよ。
   4 .
自分もまったく同じことを経験して苦しみましたが克服できました。
( 公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 午後 問149 )
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この過去問の解説 (2件)

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正解は2です。

1、× 勉強が手につかないことの背景に両親の離婚問題や自身の将来への不安感があると話しているため、そちらに焦点をあてて応対する方が適切と思われます。

2、〇 言い出し難かったことを話してくれたことへ、ねぎらいの言葉かけをすることは適切な対応です。

3、× 上記同様に、焦点がズレています。また、この状況で根拠のない励ましはAを失望させかねず、適切な対応ではありません。

4、× 自分のことを語ることは適切な対応ではありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
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正解は2です。

1.→✖

勉強が手に付かないというのも本当でしょうが、話していくうちに本当に相談したかったことが話されていますのでそちらに触れる方がよいかと思います。

2.→〇

口数も減っていることや、話のとっかかりとして勉強の悩みを相談したことから、Aさんにとって簡単に話せる内容ではないことが伺えます。

3.→✖

勉強の話は本当に相談したかったことのとっかかりとしての相談です。また、本当に勉強のことで悩んでいたとしたら根拠のない無責任な励ましになっています。

4.→✖

カウンセリングにおいて、自分の体験を持ちだすことは共感の姿勢に反します

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