第一種電気工事士の過去問
平成27年度(2015年)
一般問題 問28
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問題
第一種 電気工事士試験 平成27年度(2015年) 一般問題 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
絶縁電線相互の接続に関する記述として、不適切なものは。
- 接続部分には、接続管を使用した。
- 接続部分を、絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので、十分被覆した。
- 接続部分において、電線の電気抵抗が20%増加した。
- 接続部分において、電線の引張り強さが10%減少した。
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この過去問の解説 (3件)
01
•接続部分の電気抵抗を増加させてはなりません。
•接続部分の引張強さを20%以上減少させないようにします。
•接続部分は接続管その他の器具を用いるか、ろう付けします。
•接続部分はその絶縁物と同等以上の絶縁効力のある絶縁物で十分被覆するか、同等以上の絶縁効力の接続器具を用います。
よって、3番が正解です。
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02
1 . 接続部分に接続管を使用するのは正しい施工方法です。
2 . 絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので、十分被覆する方法は正しい施工方法です。
3 . 電線の電気抵抗を増加させるのは誤りです。
4 . 電線の引張り強さは、20%未満までは減少させていいので正しいです。
よって、3番が正解です。
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03
答えは(3)「接続部分において、電線の電気抵抗が20%増加した」です。
電線の接続方法には以下の条件があります。
・電線の電気抵抗を増加させないこと。
・電線の強さを20%以上減少させないこと。(電線に加わる張力が電線の強さに比べて著しく小さい場合以外)
・接続部には接続管その他の器具を使用するか、ろう付を行うこと。
・接続部分を絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので被覆すること。(接続部分の絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のある接続器を使用する場合以外)
・コード、キャブタイヤケーブル、ケーブル相互接続をする場合は接続器、接続箱その他の器具を使用すること。(断面積8mm2以上のキャブタイヤケーブル相互を接続する場合以外)
問いは上記条件の「電気抵抗を増加させないこと」に違反しているため、不適切となります。
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