第一種電気工事士の過去問
平成30年度(2018年)(追加試験分)
一般問題 問29
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 電気工事士試験 平成30年度(2018年)(追加試験分) 一般問題 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
アクセスフロア内の低圧屋内配線等に関する記述として、不適切なものは。
- フロア内のケーブル配線にはビニル外装ケーブル以外の電線を使用できない。
- 移動電線を引き出すフロアの貫通部分は、移動電線を損傷しないよう適切な処置を施す。
- フロア内では、電源ケーブルと弱電流電線が接触しないようセパレータ等による接触防止措置を施す。
- 分電盤は原則としてフロア内に施設しない。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
[ 解説 ]
アクセスフロアの低圧屋内配線は下記の通りになります。
■使用電圧が300V以下の場合
・ビニル外装ケーブル、ポリエチレン外装ケーブル、クロロプレン外装ケーブル、ビニルキャプタイヤケーブル、二種以上のキャプタイヤケーブルを使用しなければなりません。
■使用電圧が300Vを超える場合
・ケーブル、三種以上のキャプタイヤケーブルを使用しなければなりません。
→ よって「1」の説明は不適切です。
「2」、「3」、「4」の説明は適切です。
参考になった数26
この解説の修正を提案する
02
正解は1番です。
アクセスフロアは主にオフィス等に利用される配線方法で、
床の上にブロックを敷き詰める方法や、
支柱を立てパネルを設置する方法等があります。
その工事方法から二重床等とも言われたりします。
露出配線を隠すことができ、
レイアウトに合わせて自由に配線できる事等が特徴です。
実際に各選択肢を確認しながら解説していきます。
1,この記述は誤りです。
よって、この選択肢が正解です。
フロア内のケーブル配線には、
ビニル外装ケーブル以外の絶縁電線も使用できます。
2,電線を引き出す際、
電線を損傷しないよう適切な処置を施すのは適切ですので、
この選択肢は不正解です。
3,フロア内ケーブルと弱電流電線との間に、
接触保護装置を施すのは適切ですので、
この選択肢は不正解です。
4,分電盤は原則フロア内には施設しないので、
この選択肢は適切ですから不正解です。
参考になった数11
この解説の修正を提案する
03
1.低圧屋内配線では、ビニル外装ケーブル以外にもキャブタイヤケーブルなど様々なケーブルが使用できるため誤りです。
2.移動電線の配線には、引き出す移動電線を損傷しない処置を施す必要があります。
3.電源ケーブルと弱電流電線が接触防止のため、セパレータなど接触防止措置を施すのは正しい施工です。
4.家庭内配線などもそうですが、分電盤の施設は普段利用するフロア内には施設しません。
よって正解は、1番になります。
参考になった数11
この解説の修正を提案する
前の問題(問28)へ
平成30年度(2018年)(追加試験分)問題一覧
次の問題(問30)へ