第一種電気工事士の過去問
令和3年度(2021年) 午後
一般問題 問33
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問題
第一種 電気工事士試験 令和3年度(2021年) 午後 一般問題 問33 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、自家用電気工作物構内の高圧受電設備を表した図である。この図に関する以下の問いに対して、答えを1つ選びなさい。
(注)図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
④に示す受電設備の維持管理に必要な定期点検のうち、年次点検で通常行わないものは。
(注)図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
④に示す受電設備の維持管理に必要な定期点検のうち、年次点検で通常行わないものは。
- 絶縁耐力試験
- 保護継電器試験
- 接地抵抗の測定
- 絶縁抵抗の測定
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この過去問の解説 (3件)
01
受電設備を含めた自家用電気工作物は、年に一回以上の定期点検が必要と規定されております。
主な点検内容として、以下の項目が規定されており、絶縁耐力試験は規定されていないため、選択肢1が誤りです。
・電路の絶縁抵抗が規定値以上であること
・接地抵抗値が規定値以下であること
・保護系電気の動作や遮断器との連動動作が正常であること
・非常用予備発電装置が停電時に正常作動し、かつ送電開始後に正常停止すること
・蓄電池設備のセル電圧や電解液比重、温度等が正常であること
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02
答えは(1)「絶縁耐力試験」です。
絶縁耐力試験は竣工検査で行う試験です。
保護継電器試験 、接地抵抗の測定、絶縁抵抗の測定は竣工検査及び年次点検で行う試験となります。
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03
キュービクルの停電を伴う年次点検は基本1年に1回、
要件を満たす設備では停電を伴う年次点検は3年に1回
行わなければいけせん。
今回は通常の停電を伴う年次点検とすると
保護継電器試験、接地抵抗の測定、絶縁抵抗の測定
変圧器、遮断器等の機器内部点検、絶縁油試験等
を行います。
絶縁耐力試験 は竣工時、精密点検時等に行います。
したがって、解答欄の 1 が正解となります。
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