第一種電気工事士 過去問
令和4年度(2022年) 午前
問26 (一般問題 問26)

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問題

第一種電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午前 問26(一般問題 問26) (訂正依頼・報告はこちら)

写真に示す工具の名称は。
問題文の画像
  • トルクレンチ
  • 呼び線挿入器
  • ケーブルジャッキ
  • 張線器

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この過去問の解説 (3件)

01

これは即答できるようにしておいた方が良いと思います。ほかの選択肢の器具もどのようなものか確認しておきましょう。

選択肢1. トルクレンチ

トルクレンチは六角形のねじ上のものをくるくる回す器具です。

選択肢2. 呼び線挿入器

呼び線挿入器は第二種でも出てきましたが、ケーブルと一緒に管の中を通す、硬いワイヤーです。わっか状の円筒に入っています。

選択肢3. ケーブルジャッキ

ケーブルジャッキは、ドラム状のケーブルをくるくる引き出すための支えです。三角形状の台を2つ用意して間に棒を通したドラムを入れて使います。

選択肢4. 張線器

こちらが正解です。名前の通りケーブル等を引っ張るための器具です。

まとめ

それぞれ出題される可能性がありますので写真で確認しておいてください。

参考になった数11

02

シメラ―と呼ばれワイヤーやケーブルを張る工具になります。

選択肢1. トルクレンチ

六角ボルトを規程トルクで締めこむものなので誤りです。

選択肢2. 呼び線挿入器

誤りです。

選択肢3. ケーブルジャッキ

誤りです。

選択肢4. 張線器

正解になります。

まとめ

今回出た選択肢はいずれも電気工事で使用される物なので写真で確認しておきましょう。

参考になった数2

03

写真からどのような工具かを答える問題です。

選択肢1. トルクレンチ

トルクレンチは、ボルトやナットを規定のトルクで締めるための工具です。

トルク値を設定できるレンチになります。

写真の工具はレンチでないので誤りです。

選択肢2. 呼び線挿入器

呼び線挿入器とは、管路にケーブルを通すために、事前に呼び線(ケーブルを引っ張るためのワイヤー)を管路内に挿入するための工具です。呼び線が丸めて束になった形状をしています。

よって誤り。

選択肢3. ケーブルジャッキ

ケーブルジャッキとは、電力ケーブルや通信ケーブルなどをケーブルドラムに乗せたまま、回転させて引き出すための工具です。

ケーブルジャッキは脚部(スタンド)2脚と支軸(シャフト:鉄棒)で構成されています。

ケーブルドラムにシャフトを通し、スタンドに乗せて、ドラムを回転させてケーブルを引き出します。

よって誤り。

選択肢4. 張線器

張線器とは、電線やワイヤーを所定の張力で張るための器具です。

写真の工具は張線器となりますので、こちらが正解となります。

電柱や支持点にフックで取り付けし、ベルトを伸ばして写真左のカムラーを電線やワイヤーに噛ませます。

ラチェットを回転させると伸ばしたベルトが巻かれていき、電線やワイヤーを張ることができます。

 

まとめ

それぞれ特徴が異なる工具ですので、覚えるのは難しくありません。

張線器以外の設問の工具についても、写真を確認しておいた方がよいと思います。

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