第一種電気工事士 過去問
令和5年度(2023年) 午後
問15 (一般問題 問15)
問題文
写真に示す雷保護用として施設される機器の名称は。

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問題
第一種電気工事士試験 令和5年度(2023年) 午後 問15(一般問題 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
写真に示す雷保護用として施設される機器の名称は。

- 地絡継電器
- 漏電遮断器
- 漏電監視装置
- サージ防護デバイス(SPD)
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この過去問の解説 (1件)
01
これはサージ防護デバイス(SPD, Surge Protective Device)です。SPDは落雷などによって送電側に過大な電流が流れたときに、これが負荷に到達しないように防護する装置です。問題の図の回路において、SPDが動作すると、過大電流は分離機側に流れ、負荷に流入するのを防ぐことができます。過大電流がないときは、分離機側に電流は流れず、電流は負荷で消費されます。
地絡継電器は、地絡 (配電線と大地との短絡) を検出して遮断器に命令を出す装置です。零相変流器などの検出器やLBS(Leak Break Switch)などの開閉器と接続されている必要があります。
漏電遮断器は漏電 (配電線と大地の絶縁不良による電流の漏れ) 箇所への電気の供給を遮断するものです。一般に遮断器は負荷を電源から切り離すスイッチで構成され、配電線から分岐した機器では実現できません。
漏電監視装置は、主として、単相2線式または単相3線式の低圧電路において、接地側電線と大地間の電流(漏れ電流)を測定して、非接地電線(電圧線)と大地の間の絶縁抵抗を求め、絶縁の低下(漏電)を監視する装置です。
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