第一種電気工事士 過去問
令和6年度(2024年)
問45 (配線図問題 問5)
問題文
⑤で示す図記号の機器と文字記号(略号)の組合せとして、正しいものは。

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問題
第一種電気工事士試験 令和6年度(2024年) 問45(配線図問題 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
⑤で示す図記号の機器と文字記号(略号)の組合せとして、正しいものは。

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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、高圧受電設備の単線結線図から、指定された位置に配置された機器の名称と記号の組み合わせを正しく選ぶものです。問題の位置には負荷開閉器(LBS: Load Break Switch)が配置されています。この機器は、負荷電流の開閉が可能であり、受電設備で広く使用されます。
CBは遮断器で、過電流や短絡時に回路を遮断するための機器です。しかし、指定の位置に配置されているのはCBではなくLBSです。
この選択肢は不正解です。
PFは限流ヒューズで、主に過電流から機器を保護するために使用されます。ただし、指定の位置に配置されているのはPFではなくLBSです。
この選択肢は不正解です。
PCは主に負荷制御や保護を目的とする機器です。しかし、指定の位置に配置されているのはPCではなくLBSです。
この選択肢は不正解です。
LBSは負荷開閉器で、負荷電流を遮断可能なスイッチです。指定の位置に配置されているのはこのLBSであり、この選択肢が正解です。
この選択肢は正解です。
高圧受電設備の単線結線図を正しく読み取ることは、各機器の役割と配置を理解するうえで非常に重要です。この問題では、負荷電流の開閉を行う負荷開閉器(LBS)が指定の位置に配置されていることがポイントとなります。受電設備における各機器の特徴や記号を正確に覚え、類似問題に対応できるようにしましょう。
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02
⑤で示す図記号の機器について、正しい写真と記号の組み合わせを答える問題です。図記号から、この機器は限流ヒューズ付きのLBS(Load Break Switch、高圧交流負荷開閉器) であることがわかります。選択肢の写真はLBSとPC(Primary Cutout Switch)です。これらはどちらも負荷電流が流れているときに、回路を切断することができますが、LBSはPCよりも切断性能が高いという違いがあります。これは、LBSは、極ごとに、主接点と補助接点の2つの接点を持ち、これを経時的に切断することにより、アーク消孤機能を高めているからです。PCには補助接点がありません。写真では、接点の形状や操作レバーの有無などによって識別することができます。
写真はPC、略号のCBはCircuit Breaker(遮断器)です。写真も記号も ⑤の図記号と一致しません。
写真はLBS、略号のPFはPower Fuse(限流ヒューズ)です。記号が ⑤の図記号と一致しません。
写真はPCです。写真と記号は一致していますが、 ⑤の図記号とは一致しません。
正しい組み合わせです。
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03
この問題で問われている機器は、「限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器(PF付LBS)」です。
トランスの一次側の開閉装置は通常、PF付LBSかヒューズ付高圧カットアウト(PC)(300kVA以下)になります。
図は覚えるしかありません。
写真はPCです。CBでもありませんしすべてが誤りです。
PFは限流ヒューズのことですが、機器全体を問われているので、誤りということになるようです。
こちらの写真はPCですが、問われている図記号とは異なるので誤りです。
正確にはPF付LBSなのですが、他の選択肢と見比べて消去法で考えると、こちらが正解となります。
図記号は覚えるしかありません。
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