一級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(計画) 問12
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問題
一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(計画) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
住宅の作品名( 設計者 )とその計画上の特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- イームズ自邸( チャールズ&レイ・イームズ )は、再組立が可能という理念のもと、形鋼やスチールサッシ等の工業製品を用いて建築された住宅である。
- ゲーリー自邸( フランク・O・ゲーリー )は、既存の木造住宅に、安価な材料である金網やトタン板、ベニヤ板の断片等を組み合わせて増改築を行った、ポストモダンを代表する住宅の一つである。
- ヒラルディ邸( ルイス・バラガン )は、不整形敷地に建つ地上4階建ての医院併用住宅であり、台形の平面をもつ医院と矩形の平面をもつ住居は、中庭のスロープによって繋がれている。
- フィッシャー邸( ルイス・カーン )は、二つの矩形のボリュームが45度の角度をもって接合され、一方には2層の個室群が配置され、もう一方には2層分の高さの居間をもつ、幾何学的な構成の住宅である。
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 設問の通り
[ゲーリー邸]
設計:フランク・O・ゲーリー
1920年代に建てられた2階建の住宅を、金網やトタン板等の安価な工業製
品を用いて増改築しています。ポストモダンの一派である脱構築主義建築
のさきがけとして注目を集めました。
3. 誤り
[ヒラルディ邸]
設計:ルイス・バラガン
屋内にプールを設け、室内の壁には赤や青のビビッドカラーを用いていま
す。また、水面や色壁に光が降り注ぐように巧みに計算して取り込んでい
る点が特徴です。
設問はル・コルビュジェの[クルチェット邸]の記述です。
4. 設問の通り
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02
2.設問通り、適当です。
3.誤りです。
設問の特徴は「ル・コルビュジェのクルチェット邸」の記載です。メキシコの市街地にある「ルイス・バラカンのヒラルディ邸」の特徴は、ビビッドなカラーを使用し中庭やプールを配置し、外部に対して閉鎖的な独立住宅です。
4.設問通り、適当です。
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03
設問の通りです。
2.[正]
設問の通りです。
3.[誤]
ヒラルディ邸はルイス・バラガンの設計でダイニングにあるプールによる光の反射や色ガラス窓を設置した廊下など光を巧みに利用した建築です。
設問はル・コルビュジェのクルチェット邸の説明です。
4.[正]
設問の通りです。
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