一級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(計画) 問11

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問題

一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(計画) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

まちづくりに関する用語とその説明として、最も不適当なものは、次のうちどれか。
  • レジリエンスは、一般に、自然災害等により、社会基盤やそれが支える社会及び経済が一時的に大きなダメージを受けても、速やかに復活できること等を意味する。
  • ダウンゾーニングは、都市計画で定められた容積率の引下げや建築することができる用途を住宅等に限定する等、規制を現行に比べて厳しいものに変更することである。
  • トランジットモールは、歩行者用の空間であるモールの形態の一つであり、一般の自動車の進入を排除して、路面電車やバス等の公共交通機関に限って走行を認めたものである。
  • エリアマネジメントは、行政主導により地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための取組みのことである。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.[正]
レジリエンスは広義には回復力や復元力という意味です。まちづくりにおいては災害等によりダメージを受けても速やかに機能を回復できること等を意味します。
2.[正]
ダウンゾーニングは現行規制より容積率の引下げや建築物用途の制限をすることで開発の規制を図る制度です。
3.[正]
トランジットモールとは都心部の商業地域等で自家用車の進入を制限し、公共交通機関と歩行者のみ通行することで商業地域の活性化等を図るものです。
4.[誤]
エリアマネジメントとは民間が主体となり地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための取組みのことです。
設問では行政主導とあるため誤りです。

参考になった数35

02

1. 設問の通り

2. 設問の通り
  規制を現行に比べて厳しいものに変更し、無秩序な開発の規制を図る制度のことです。

3. 設問の通り

4. 誤り
  エリアマネジメントは、「行政」ではなく住民・事業主・地権者など、「民間」が主体となってまちづくりや地域経営(マネジメント)を積極的に行おうという取組みのことです。

参考になった数15

03

1.設問通り、適当です。
2.設問通り、適当です。
3.設問通り、適当です。
4.誤りです。
「エリアマネジメント」は住民・事業主・地権者などが主体となり、その地域での良好な環境や地域の価値を維持向上させるための取り組みのことです。

参考になった数10