一級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科1(計画) 問10
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問題
一級建築士試験 平成28年(2016年) 学科1(計画) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
都市計画・都市デザインに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 高蔵寺ニュータウン( 愛知県 )は、高度経済成長期に名古屋圏に流入し、増加した人口の受け皿として、「近隣住区」等の都市計画理論に基づき開発された我が国で最初のニュータウンである。
- 筑波研究学園都市( 茨城県 )は、東京への一極集中を緩和するために、職住一体の「田園都市」として構想されたものである。
- 川越一番街( 埼玉県 )では、「パタン・ランゲージ」に範をとった町づくり規範により、歴史的町並みの景観の保全が実践されている。
- くまもとアートポリス( 熊本県 )は、環境デザインに対する関心を高め、都市環境・建築文化等の向上を図るために、「コミッショナー」が設計者を推薦する手法が採用された事業である。
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この過去問の解説 (3件)
01
[高蔵寺ニュータウン]
…単調な近隣住区論によらず、中心地区に商業施設や利便施設を配置する[ワンセンター方式]によって計画されています。センターからペデストリアンデッキが分岐している点が特徴的です。日本で2番目のニュータウンです。
2. 設問の通り
[筑波研究学園都市]
…東京および周辺に立地している国立の研究機関と大学をつくば地域に移転させ、職住一体の田園都市を建設したプロジェクトです。
3. 設問の通り
[川越一番街]
…外壁が黒漆喰塗りの蔵造りの街並みで知られています。アレグサンダーの[パタンランゲージ]を参考に作られた町づくり規範を策定して、景観の保全を実践しています。
4. 設問の通り
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02
設問の記載は「大阪府の千里ニュータウン」を示しております。「高蔵寺ニュータウン」は日本で2番目のニュータウンであり、ワンセンターという都市軸を基に計画されています。
2.設問通り、適当です。
3.設問通り、適当です。
4.設問通り、適当です。
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03
高蔵寺ニュータウンは複数の住区を一体化し、商業施設等を中心地区に集中させるワンセンター方式を採用しています。
設問は千里ニュータウン(大阪)の説明です。
2.[正]
設問の通りです。
3.[正]
設問の通りです。
4.[正]
設問の通りです。
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