一級建築士の過去問
令和4年(2022年)
学科4(構造) 問20
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問題
一級建築士試験 令和4年(2022年) 学科4(構造) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
土質及び地盤調査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 杭の支持力等を検討するために、杭先端の支持力度を考慮して杭先端から下方に必要な深さまでボーリング調査を行った。
- 直接基礎が想定される地盤で、支持層の下部に位置する砂質土層の沈下量や沈下速度等を推定するために、圧密試験を行った。
- 地震時の杭の水平抵抗を検討するために、地盤の変形係数は、ボーリング孔の孔壁を用いた孔内水平載荷試験によって推定した。
- 土の液状化判定のための粒度試験には、標準貫入試験用サンプラーより採取した乱した試料を用いた。
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この過去問の解説 (3件)
01
土質及び地盤調査に関する問題です。
地盤調査や土質試験の目的や違いを理解することが、この問題を解くポイントとなります。
正しいです。
ボーリング調査は、建物下の地盤状況や杭を打つ場合の根入れ深さを調べることを目的として行われます。
杭の支持力等を検討するための調査方法として、適切です。
誤りです。
圧密試験は粘性土地盤に適用される土質試験です。
地盤の沈下量や沈下速度の解析に用いるものなので、「砂質土層の沈下量や沈下速度等を推定する」というのは誤りです。
正しいです。
ボーリング孔内水平載荷試験により、地盤の変形係数を求めることができます。
また、変形係数から水平地盤反力係数を求めることができます。
地震時の杭の水平抵抗を検討するためには、ボーリング孔内水平載荷試験を用います。
正しいです。
液状化判定のための粒度試験には、標準貫入試験サンプラーより採取した「乱した試料」を用いることができます。
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02
この問題は、土質及び地盤調査に関する問題です。
地盤調査や土質試験の目的を理解することがポイントとなります。
正しいです。
ボーリング調査の主な目的は、建物下の地盤状況や杭を打つ場合の根入れ深さを調べることです。
杭の支持力等を検討するためには、適切な調査方法です。
誤りです。
圧密試験は、地盤の沈下量や沈下速度の解析用いるもので、粘性土地盤に適用される土質試験です。
正しいです。
ボーリング孔内水平載荷試験とは、地盤の変形係数を求める試験です。
また、変形係数から水平地盤反力係数を求めることができます。
地震時の杭の水平抵抗を検討するためには、ボーリング孔内水平載荷試験を用います。
正しいです。
液状化判定のための粒度試験には、標準貫入試験サンプラーより採取した「乱した試料」を用いることができます。
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03
土質及び地盤調査に関する問題です。
正しいです。
ボーリング調査の主な目的は
建物の基礎下の地盤状況を評価し、特に杭を打つ場合に必要な根入れ深さを調査することです。この調査は、杭の支持力やその他の関連する要因を検討するための適切な手法です。
誤りです。
圧密試験とは、粘性土地盤における地盤の沈下量や沈下速度を解析するために使用される土質試験の一つです。
正しいです。
ボーリング孔内水平載荷試験とは、地盤の変形係数を求めるための試験です。
この変形係数を使用して、水平地盤反力係数を求めることができます。
地震時の杭の水平抵抗を評価するためには、この試験が利用されます。
正しいです。
液状化判定のための粒度試験には、標準貫入試験サンプラーより採取した「乱した試料」を用いることができます
地盤調査や土質試験の目的や違い、特徴を学習しましょう。
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