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2級土木施工管理技術の過去問 平成29年度(前期) 土木 問2

問題

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[ 設定等 ]
「土工作業の種類」と「使用機械」に関する次の組合せのうち、適当でないものはどれか。
   1 .
[土工作業の種類]溝掘り    [使用機械]バックホゥ
   2 .
[土工作業の種類]伐開除根   [使用機械]ブルドーザ
   3 .
[土工作業の種類]掘削・運搬  [使用機械]モーターグレーダ
   4 .
[土工作業の種類]締固め    [使用機械]ロードローラ
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 土木 問2 )
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この過去問の解説 (3件)

154
正解は「3」です。
「モーターグレーダ」は、「敷き均し・整地」に使用する機械です。掘削・運搬には適しません。

1.バックホウ
下向きのバケットがついている油圧ショベルという機械です。「伐開除根・床掘り・溝堀り」に適しています。

2.ブルドーザ
排土板という部材のあるトラクター機械です。排土板を利用して、「伐開除根・掘削・運搬・敷均し・整地・締固め」の作業に適しています。

4.ロードローラ
文字通り、ローラーという部材のある機械です。ローラーを利用して、「締固め」を行うのに適しています。

※ざっくりな判断方法として、
「バックホウ」は「掘る」こと、
「ロードローラ」は「締固め」すること、
「モーターグレーダ」は「敷き均し・整地」すること、
「ブルドーザ」はある程度大きな規模の土仕事をマルチ対応できる、
と覚えておくと識別できるようになるでしょう。

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44
1)適当です。
バックホゥ(油圧ショベル)は車両の位置より低い場所の掘削を得意とします。アームの先端のバケットを手前に引いて掘削し、比較的小型なのでバケットの幅の溝を掘る作業に適しています。

2)適当です。
ブルドーザは機体前面に土工板を設置し、固定または角度を少しだけ変えながら地盤表面に沿って走行し、表面を押し削っていくものです。
樹木の根は地中を掘削するよりもブルドーザの土工板でなぎ倒しさらっていく方式が妥当です。

3)適当ではありません。
モーターグレーダは機体の前方に車輪を備えた長いフレームを構え、その間に横に細長いブレードを取り付けたもので、地盤表面を均して整地したり除雪作業などに使用されます。
バケットや荷台を備えていないので、掘削や運搬には適していません。

4)適当です。
ロードローラは車体の前後に大型で溝がない鉄製の車輪を備え、車両重量を利用して地盤を締め固めるものです。
砂質土地盤やアスファルト混合物、路床、路盤の締固めなどに適していますが、高含水比の粘性土地盤には不向きです。

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正解は 3 です。

モーターグレーダーは掘削・運搬には適さない機械です。

その他の選択肢は下記の通りです。

1、バックホゥは地表面より低い箇所の掘削に適しています。

2、伐開、除根にはブルドーザー、レーキドーザー、パワーショベルといった機械が適しています。

4、ロードローラーは 締め固め用機械 と呼ばれてます。

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