2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度(前期)
土木 問30

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この過去問の解説 (3件)

01

1)適当です。
ゴム輪は劣化を極力防ぐために基本は屋内の乾燥した冷暗所に保管します。
やむを得ず現場屋外にて保管する場合はシートなどで覆い日光を遮断し、風通しを良くして変質しないように配慮します。
接合に使用する際は、ゴム輪に付着している油や砂などの異物を清掃し取り除きます。

2)適当ではありません。
ポリエチレン管を切断接合する場合はポリエチレン管用のパイプカッターを用いて管軸に対して管端を直角に切断します。高速砥石タイプの工具は熱による変形の可能性があるため使用できません。
斜めに切断するとその後の接合やクランプを用いての固定が困難になるため推奨されません。

3)適当です。
ポリエチレン管は削り残しや切削のムラなどを確認できるように、切削面に波型の線を引きマーキングします。
また、切断し癒着面を清掃した受け手側の管にも仮挿入して端面に沿って標線をマーキングし、再び挿入してから接合し固定します。

4)適当です。
ダクタイル鋳鉄管の接合にはゴム輪にとって悪影響を及ぼすものや中性洗剤、グリースなどの類のものは使用してはいけません。
衛生上無害なダクタイル鋳鉄管継手用滑剤(JWWAZ2002)を使用するように定められています。

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02


ゴム輪が紫外線などにより劣化すると、止水能力が低下し水漏れが発生します。
2〇
ポリエチレン管は管軸に対して直角に切断します。斜めになると接合時に支障が出ます。

マーキングすることで確実な接合を行います。

ダクタイル鋳鉄管は水道管をはじめ、下水道などの幅広い分野に使用されています。

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03

問題の解説

正解は 2 です。
官軸に対して切口が直角になるようにします。

その他の選択肢は下記の通りです。

1.紫外線などにより劣化するので極力室内に保管することです。

3.ポリエチレン管を接合する場合は、削り残しなどの確認を容易にするため、切削面にマーキングをします。

4.ダクタイル鋳鉄管の接合にあたってはダクタイル鋳鉄管用の滑剤を使用します。

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