2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度（前期）
土木 問31

適当ではありません。

段差接合は、地表勾配に合わせて上流管と下流管の管底に適度な間隔に段差を設ける方法です。

主に地表勾配が急で管に緩やかな勾配を設ける事がむずかしい場合に採用され、１カ所あたりの段差は１.５ｍ以内とし、適当な間隔にマンホールを設けるようにします。

緩い勾配の地形での管きょ接続には不向きです。

適当です。

管底接合は管きょの底部を合致させて設置するもので、掘削の深さを軽減できるので深い掘削が不要で工費を軽減できます。

上がり勾配の地形に適し、流れがスムーズとなるためポンプ排水の場合に有利となりますが、上流部分は動水勾配線が管頂より上昇する可能性があり注意が必要です。

適当です。

階段接合は管底を落差を０.３ｍほどの小さい細かい階段状にすることで、流れる水の衝撃を押さえるものです。

流量が大きくなる急勾配な地形での大口径の管きょや現場打ちコンクリート構造の管きょに適しています。

適当です。

管頂接合は管きょの天端を合致させる方法で、管きょの径が変化する場合は原則としてこの接合が採用されます。

水の流れが円滑になり水理学的に安全な方法ですが、管径が大きいものになると掘削深さが増すため工費を要し、ポンプ排水の揚程が増します。

〇

段差接合は、急勾配地形時に接続する場合に使用されます。

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管底接合とは、上流管と下流管の管底を一致させる接合のことです。

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階段接合は、地表のこう配が急な時に、管きょ内の流速を調整する目的で設置させます。

×

管頂接合は、上流管と下流管の管頂を一致させる接合のことです。

急こう配な場所に用いられ階段状に接続しています。

管底接合は、上流が上がり勾配の地形に適し、ポンプ排水の場合は有利です。

階段接合は、急な勾配の地形での現場打ちコンクリート構造の管きょなどの接続に用いられます。

管頂接合は、下流が下り勾配の地形に適し、下流ほど管きょの埋設深さが増して工事費が割高になる場合があります。