2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度(前期)
土木 問32
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 土木 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
労働基準法に定められている労働時間、休憩、休日に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 使用者は、労働時間が8時間を超える場合においては、少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
- 使用者は、原則として労働者に休憩時間を除き1週間について60時間を超えて労働させてはならない。
- 使用者は、労働者に対して4週間を通じて3日以上の休日を与えなければならない。
- 使用者は、雇入れの日から起算して3箇月間継続勤務したすべての労働者に対して有給休暇を与えなければならない。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は 1 です。
使用者は、労働時間が8時間を超える場合においては、少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければなりません。
その他の選択肢は下記の通りです。
2.1週間について”40時間”を超えて労働させてはならない。となっています。
3.労働者に対して4週間を通じて”4日以上”の休日を与えなければならない。となっています。
4.使用者は、雇入れの日から起算して”6箇月間継続勤務”したすべての労働者に対して有給休暇を与えなければならない。となっています。
参考になった数51
この解説の修正を提案する
02
使用者は労働者の労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与える義務があります。
休憩時間は行政官庁の許可を受けない限りは労働者に一斉に与え、この時間は労働者の自由にさせなければなりません。
労働基準法 第四章 労働時間、休憩、休日及び年次有給休暇
第三十四条 休憩
2)間違いです。
また労働者は1日につき8時間、1週間につき40時間を超えて労働させてはいけません。ただし休憩時間は1日の労働時間には含めないようにし、就業規則に定めのある場合には特定日に限りこの労働時間を超えて労働させても良いとされています。
労働基準法 第四章 労働時間、休憩、休日及び年次有給休暇
第三十二条 労働時間
3)間違いです。
使用者は労働者に対し、毎週少なくとも1回の休日を与えなければなりません。ただし4週間を通じて4日以上の休日を与える場合は適用されません。
4週間で3日では休日の日数が不足しますので、間違いです。
労働基準法 第四章 労働時間、休憩、休日及び年次有給休暇
第三十五条 休日
4)間違いです。
使用者は、雇い入れた日から起算して3箇月間ではなく6箇月間、継続勤務した上で全労働日の8割以上出勤した労働者には10日の有給休暇を与えなければなりません。
また、雇い入れた日から6箇月を超えて1年6箇月以上継続勤務した労働者に対しては、勤務年数1年ごとに規定の日数を加算するように定められています。
労働基準法 第四章 労働時間、休憩、休日及び年次有給休暇
第三十九条 年次有給休暇
参考になった数16
この解説の修正を提案する
03
労働基準法第34条に記載されています。
2×
労働基準法第32条に記載されています。
使用者は、原則として、労働者に休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない。
3×
労働基準法第35条に記載されています。
労働者に対して4週間を通じ4日以上の休日を与える場合を除き、毎週少なくとも1回の休日を与えなければなりません
4×
労働基準法第39条に記載されています。
使用者は、その雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
前の問題(問31)へ
平成29年度(前期)問題一覧
次の問題(問33)へ