2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度(前期)
土木 問46
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 土木 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
建設工事における建設機械の「機械名」と「性能表示」に関する次の組合せのうち、適当なものはどれか。
- [機械名]ロードローラ [性能表示]質量( t )
- [機械名]バックホゥ [性能表示]バケット質量( kg )
- [機械名]ダンプトラック [性能表示]車両重量( t )
- [機械名]クレーン [性能表示]ブーム長( m )
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この過去問の解説 (3件)
01
ロードローラは、10tローラ等に示されるように質量で性能表示されている。
2×
バックホウの性能はバケットの容量で示されます。単位は㎥です
3×
ダンプトラックは最大積載量で示され、車検証に記載されています。
4×
クレーンは最大つり上げ性能で示されます。
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02
正解は 1 です。
ロードローラ=質量( t )
その他の選択肢は下記の通りです。
2.バケット容量(㎥)で表します。
3.最大積載量(t)で表します。
4.吊上げ荷重(N)で表します。
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03
ロードローラは道路や基礎などの工事の際にコンクリートやアスファルトなどを押し固めるための機械で、質量(t)で性能表示されます。
巨大で表面に溝のない車輪で機械自身の重量により締め固める必要があるため、工事の規模や種類により用途が異なるためです。
2)適当ではありません。
バックホゥは山積みバケット容量(t)で性能表示されます。
アーム先端のバケットと呼ばれるカゴ部分で土砂や砂利を掘削する用途のため、掘削能力を示す必要があるからです。
バケットの質量は工事には関係ありません。
3)適当ではありません。
ダンプトラックは車両総質量(t)で性能表示されます。
車両総質量とは車両が実際に許可された乗車人数や貨物を積載して走行する時の重量で、過積載による貨物の落下や事故などを防止するために必要になります。
対して車両重量は、トラックが即時に走行できる状態の重量であり、これは乗員や貨物は含まれていないため、架装にどのくらい貨物を積載して良いか不明なため、適当ではありません。
4) 適当ではありません。
クレーンは吊下荷重(t)で性能表示されます。使用目的が荷物を動力にて吊り上げて水平に運搬する事を目的としているので、作業時の荷物落下やクレーン転倒などの事故を防止するために表示が必要となります。
ブーム長は主に移動式クレーンの場合に長さの表示が必要となりますが、吊下荷重が優先となります。
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