2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度(前期)
土木 問56

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 土木 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

アスファルト舗装の路床の強さを判定するために行う試験として、適当なものは次のうちどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

1)誤りです。
PI(塑性指数)試験は、塑性(変形しやすさ)を調査する試験であり、アスファルトなどの路盤材料の場合は品質規格の判定に使用されます。路床の強さの判定ではないので間違っています。

2)正しいです。
CBR試験は路床などの支持力(強さ)を測定する試験です。路床の表面に直径5cmのピストンを2.5mmと5mm貫入させたときの荷重からCBRの値を計算します。

3)誤りです。
マーシャル安定度試験は、アスファルトなど路床材料の混合物の安定した配合を設計するための試験です。路床の強さの判定ではないので間違っています。

4)誤りです。
すり減り減量試験は、コンクリートの材料である粗骨材(5mm以上の粒が85%以上の骨材)がどれだけ摩耗しやすいかを調査する試験です。
舗装用のコンクリートでは粗骨材は35%まで、ダム用コンクリートでは40%までが上限となります。

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02


PI(塑性指数)試験は、路盤材料の塑性の範囲を表す指標で骨材の安定度を確認するものです。
2〇
CBR 試験が路床の強さ判定の試験です。

マーシャル安定度試験はアスファルト混合物の力学的性状を求めるもので材料強さの指針です。

すり減り減量試験は基層・表層の砕石のすり減りに対する抵抗を調べるもので材料の指針です。

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03

1)間違いです。
 PI(塑性指数)試験とは、塑性限界を調べる為の試験です。

2)正解です。
 CBR試験とは、路床及び路盤の支持力を測定する試験方法です。

3)間違いです。
 マーシャル試験とは、アスファルト混合物の配合設計を決定する為の試験で、もっとも多用される安定試験です。

4)間違いです。
 すり減り減量試験とは、骨材の強度を調べる為に行います。

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