2級土木施工管理技術の過去問
平成29年度(後期)
土木 問29

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この過去問の解説 (3件)

01

1)適当です。
シールド工法は、セグメントと呼ばれる坑内壁を組み立てながら、セグメントを反力にして掘削していく工法です。
軟弱な地盤下でも工事が可能なことから地下鉄や海底トンネル、共同溝などの工事に用いられます。

2)適当です。
切羽を安定させるシールド工法は、
・土圧式シールド工法
 →カッターチャンバー内の圧力を適正に保つ安定方法
・泥水式シールド工法
 →泥水圧を適正に設定してそれを保持する安定方法
・機械堀り式シールド工法
 →地山の自立またフェースジャッキなどで山留めを実行する安定方法
などがあります。

3)適当ではありません。
泥水式シールド工法は、掘削土を泥水として地上に排出します。泥水圧が不足すると切羽の崩壊が生じやすくなるので、大きい径の礫は故障や動作停止の原因となり、適切ではありません。

4)適当です。
土圧式シールド工法は、カッターヘッドによって掘削した土砂を切羽と隔壁間に充満させ、平衡性を保ちながらスクリューコンベヤーで排土しつつ掘進する工法です。

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02

1)適当です。
シールド工法は地上での開削を必要とせず、シールドマシンで地中を掘り進めていく工法です。記述のような工事や住宅街の工事でも用いられます。

2)適当です。
土圧式シールド工法は掘削土の土圧により、泥水式シールド工法は送泥管からチャンパー内に送られて来る水圧により、切羽の安定を図ります。

3)適当ではありません。
泥水式シールド工法の場合、掘削土は流体輸送方式によって排出します。大きい径の礫は排泥管を閉塞させる恐れがあり、適しているとは言えません。

4)適当です。
土圧式シールド工法は、切羽と隔壁間を掘削土で満たし、その土圧で切羽の安定を図りながら推進します。

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03

1.適当です
開削工法とは、地表面から掘削する工法で上下水道管等の浅い場所の掘削に適しています。

2.適当です
シールド工法とは掘削とセグメントの設置を同時に行うことで、地盤崩壊を防ぎながら掘削する工法です。

3.適当ではありません
泥水式シールド工法は、掘削した土砂を泥水と共に流体移送するため、大きい形の礫の排出には適しません。

4.適当です
泥水式シールド工法は泥水をシールド機前面に送り圧力をかけ、土水圧に対抗して切羽の安定を図ります。

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