2級土木施工管理技術の過去問
平成30年度(前期)
土木 問54
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度(前期) 土木 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
地山の掘削作業の安全確保に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上、誤っているものはどれか。
- 地山の掘削作業主任者は、掘削作業の方法を決定し、作業を直接指揮しなければならない。
- 掘削の作業に伴う運搬機械等が労働者の作業箇所に後進して接近するときは、点検者を配置し、その者にこれらの機械を誘導させなければならない。
- 地山の崩壊又は土石の落下により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、土止め支保工を設け、労働者の立入りを禁止する等の措置を講じなければならない。
- 明り掘削作業を埋設物等に近接して行い、これらの損壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、危険防止のための措置を講じた後でなければ、作業を行なってはならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
点検者を配置するのではなく 誘導員 を配置します。
その他の選択肢は下記の通りです。
1.地山の掘削作業主任者は、掘削作業の方法を決定し、作業を直接指揮しなければなりません。
3.地山の崩壊又は土石の落下により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、土止め支保工を設け、労働者の立入りを禁止する等の措置を講じなければなりません。
4.明り掘削作業を埋設物等に近接して行い、これらの損壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、危険防止のための措置を講じた後でなければ、作業を行なってはなりません。
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02
1.→ 正しいです。地山の掘削作業主任者の職務は次の3つです。(労働安全衛生規則第360条)
1 作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。
2 器具及び工具を点検し、不良品を取り除くこと。
3 安全帯等及び保護帽の使用状況を監視すること。
2.→ 誤りです。運搬機械等が労働者の作業箇所に後進して接近するときは、誘導者を配置し、その者にこれらの機械を誘導させなければなりません。(労働安全衛生規則第365条)
3.→ 正しいです。地山の崩壊又は土石の落下により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、あらかじめ、土止め支保工を設け、防護網を張り、労働者の立入りを禁止する等当該危険を防止するための措置を講じなければなりません(労働安全衛生規則第361条)
4.→ 正しいです。埋設物等又はれんが壁、コンクリートブロツク塀、擁壁等の建設物に近接する箇所で明り掘削の作業を行なう場合において、これらの損壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、これらを補強し、移設する等当該危険を防止するための措置が講じられた後でなければ、作業を行なってはなりません。(労働安全衛生規則第362条)
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03
第360条地山の作業主任者の職務に記載されています。
2〇
第416条誘導者の配置等に記載されています。
事業者は、採石作業を行なう場合において、運搬機械等及び小割機械が労働者の作業箇所 に後進して接近するとき、又は転落するおそれのあるときは、誘導者を配置し、その者に当該運搬機械 等及び小割機械を誘導させなければならない。
3×
第361条自八尾真野崩壊等による危険の防止に記載されています。
4×
第362条埋設物等による危険の防止に記載されています
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