2級土木施工管理技術の過去問
令和元年度(後期)
土木 問20

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 土木 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

道路のアスファルト舗装の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • アスファルト混合物の現場到着温度は、一般に 140 〜 150 °C 程度とする。
  • 初転圧の転圧温度は、一般に 110 〜 140 °C とする。
  • 二次転圧の終了温度は、一般に 70 〜 90 °C とする。
  • 交通開放の舗装表面温度は、一般に 60 °C 以下とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4
初期転圧は、アスファルト混合物の温度が110~140℃の時に10~12tのロードローラで踏み固めて安定させます。二次転圧終了時のアスファルト混合物の温度は、70~90℃です。6~10tの振動ローラや6t~20tタイヤローラを使用します。交通開放直後のわだち掘れなどの舗装の初期変形を抑制するため、転圧終了後、一般的には舗装表面の温度がおおむね50℃以下となってから交通開放します。

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02

1)適当です。
アスファルト混合物は温度が低くなるほど粘度が増して施工性が失われるのでなるべく温度を保持するようにします。
現場到着時の温度は,140~150℃ 程度として、敷均し時は110℃を下回らないようにします。

2)適当です。
アスファルト混合物の初転圧時の温度は、一般的に110~140℃として、110℃を下回らないようにします。
10~12tのロードローラで1往復(2回)ほど転圧します。

3)適当です。
アスファルト混合物の二次転圧において、終了時の温度は、70~90℃とします。
一般として、8~20tのタイヤローラか6~10tの振動ローラを用いると、転圧回数が少なくても所定の締固めの成果が得られます。

4)適当ではありません。
交通開放の舗装表面温度は,60℃以下ではなくおおむね50℃以下とし、気温が5℃以下の寒冷期の場合は状況に応じて製造時の温度を若干高めに設定します。

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03

正解は「4」です。
交通開放するための温度は一般的に50℃以下となります。
他、温度管理としては、以下が一般的な温度となります。

敷均し時の温度は120~150℃
初期転圧時の温度は110~140℃
二次転圧時の温度は90~120℃
二次転圧終了時の温度は70~90℃

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