2級土木施工管理技術の過去問
令和元年度(後期)
土木 問44

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問題

2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 土木 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

公共工事標準請負契約約款に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 設計図書において監督員の検査を受けて使用すべきものと指定された工事材料の検査に直接要する費用は、受注者が負担しなければならない。
  • 受注者は工事の施工に当たり、設計図書の表示が明確でないことを発見したときは、ただちにその旨を監督員に通知し、その確認を請求しなければならない。
  • 発注者は、設計図書において定められた工事の施工上必要な用地を受注者が工事の施工上必要とする日までに確保しなければならない。
  • 工事材料の品質については、設計図書にその品質が明示されていない場合は、上等の品質を有するものでなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01


公共工事標準請負契約約款第13条工事材料の品質及び検査等に記載されています

公共工事標準請負契約約款第18条条件変更等に記載されています

公共工事標準請負契約約款第16条工事用地の確保等に記載されています
4〇
公共工事標準請負契約約款第13条工事材料の品質及び検査等に記載されています
第十三条 工事材料の品質については、設計図書に定めるところによる。設計図書にその品質が 明示されていない場合にあっては、中等の品質を有するものとする。

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02

1)正しいです

受注者は、設計図書において監督員の検査を受け使用すべきと指定された工事材料については当該検査に合格したものを使用しなければいけません。また、この検査に直接要する費用は受注者の負担とされています。

監督員は受注者からこの検査を請求された場合は、定められた日数以内に応じる必要があり、この検査によって不合格となった材料は規定された日以内に現場外げ搬出します。

公共工事標準請負契約約款

第十三条 工事材料の品質及び検査等 第二項

2)正しいです

受注者は工事施工にあたり、設計図書の表示が明確でないことを発見した場合は直ちにその旨を監督員に報告し、確認を請求しなければなりません。

この他にも現場説明に対する質問回答書が一致しない場合、設計図書に誤謬や脱漏がある場合、施工条件が実際のものと一致しない場合にも確認請求を求めることができます。

公共工事標準請負契約約款

第十八条 条件変更等 第三項 ほか

3)正しいです

発注者は受注者が工事の施工上必要とする日までに、工事用地や設計図書において定められた工事施工上必要な用地を確保しなければなりません。

また受注者は、確保された工事用地などは善良な管理者を配置し注意しつつ管理する必要があります。

公共工事標準請負契約約款

第十六条 工事用地の確保等

4)誤りです

工事材料の品質については設計図書に定めるところとしますが、品質が明示されていない場合は上等ではなく中等の品質を有するものとします。

また受注者は、工事現場の中へ搬入した工事材料を監督員の承諾がなく現場外へ搬出することはできません。

公共工事標準請負契約約款

第十三条 工事材料の品質及び検査等 第一項

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03

正解は「4」です。
第13条にて、「工事材料の品質については、
設計図書に定めるところによる。
設計図書にその品質が明示されていない場合にあっては、
中等の品質を有するものとする。」と記載されています。

1.正しいです。
第13条2に記載されています。

2.正しいです。
第18条3に記載されています。

3.正しいです。
第16条に記載されています。

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