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2級土木施工管理技術の過去問 令和元年度(後期) 薬液注入 問103

問題

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[ 設定等 ]
薬液注入工事における現場注入試験に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
現場注入試験の目的を大別すると、設計計画の妥当性の確認と現場に適した方法の選定に分けられる。
   2 .
大規模又は重要工事、大深度の施工、礫層における孔曲がりなどが予想される工事においては、現場注入試験で注入計画の妥当性と改良効果の確認が重要である。
   3 .
現場注入試験の試験項目としては、注入孔間隔、注入速度、注入圧力、注入工期、注入労力、改良特性などがある。
   4 .
注入速度は、あらかじめ限界注入速度測定試験か、又は注入地盤の正確な透水係数から推定した限界注入速度以下に設定する。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度(後期) 薬液注入 問103 )
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この過去問の解説 (3件)

6
正解は3です。

1は適当です。
施工実績が少なく、かつ重要度の高い場合、
現場に適した施工方法の選定を目的として
現場注入試験を行います。

2は適当です。
現場注入試験によって、
設計どおりの薬液の注入が行えるかどうか確認します。

注入圧力、注入量、注入時間、単位吐出量などは
現場注入試験の試験項目ですが、
注入工期、注入労力、改良特性などは現場試験の項目ではありません。
よって3は不適当です。

4は適当です。
注入速度を限界速度以上にすると、
注入がうまくいかず、問題が発生することがあります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

1.〇

設問の通り、設計計画の妥当性の確認や、施工実績が乏しく、重要度の高い工事などの場合は現場に適した施工方法の選定を目的として、現場注入試験を行います。

2.〇

設問の通り、現場注入試験を行うことで計画の妥当性確認、改良効果の確認を行います。

3.✕

現場注入試験の試験項目は、ゲルタイム、注入圧力、注入時間、単位吐出量などがあります。

注入間隔、注入速度、注入工期、注入労力、改良特性は試験項目ではありません。

4.〇

設問の通り、注入速度は限界注入速度以下に設定します。

1

1)適当です

現場注入試験は、対象地盤に適合する薬液や注入工法などを設定した上で目的とする注入効果が得られるかどうかを調査するものです。

目的としては2ケースあり、1つ目は注入速度や注入材、ゲル化時間や方法などを設計計画するために大規模に実施するもの。2つ目は設計計画したものが施工現場の条件に適しているかどうか確認するものです。

2)適当です

ダブルパッカー工法による大規模掘削など広い所定範囲の地盤改良を行う際、やむを得ず構造物や埋設物に近接した注入をしなければいけない時は、削孔を曲げる孔曲がりとして施工する場合があります。

孔曲がりでは注入材を確実に改良範囲に行きわたらせるように注入調整のため、孔の傾きの程度を孔曲がり測定装置などを用いて十分に調査します。

3)適当ではありません

現場注入試験の試験項目としては、ゲル化時間(ゲルタイム)、注入圧力、注入時間、単位吐出量、注入有効範囲、ゲル化状態、P―Q管理図となります。請負者は監督職員立ち合いのもと注入試験を行い、これらの結果を監督職員に報告しなくてはなりません。

注入孔間隔や注入速度、工期などは現場注入試験の後に調査ボーリングなどを実施して、施工計画書に記載します。

4)適当です

注入速度は透水係数から推定した限界注入速度より以下に設定するか、限界注入速度測定試験にて確認します。

限界注入速度測定試験は注入速度を段階的に変更して地盤に水を注入し、各注入速度での圧力を測定します。この試験では実際の工事で使用する注入孔にて実際と同じ工法を用いることが望ましいとされています。

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