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2級土木施工管理技術の過去問 令和2年度(後期) 土木 問23

問題

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コンクリートダムにおけるRCD工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
RCD工法では、コンクリートの運搬は一般にダンプトラックを使用し、ブルドーザで敷き均(なら)し、振動ローラなどで締め固める。
   2 .
RCD用コンクリートは、硬練りで単位セメント量が多いため、水和熱が小さく、ひび割れを防止するコンクリートである。
   3 .
RCD工法でのコンクリート打設後の養生は、スプリンクラーやホースなどによる散水養生を実施する。
   4 .
RCD工法での水平打継ぎ目は、各リフトの表面が構造的な弱点とならないように、一般的にモータースイーパーなどでレイタンスを取り除く。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 令和2年度(後期) 土木 問23 )
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この過去問の解説 (3件)

19
1)コンクリートは、水平移動はダンプトラックやベルトコンベア、上下移動はインクラインやケーブルクレーンなどで運搬します。敷均しにはブルドーザを、締固めには振動ローラを用いるのが一般的です。
よって、適当です。

2)RCD用コンクリートは、スランプ値0という超硬練りのコンクリートで、単位セメント量及び単位水量を少なくして水和熱の発生を抑えています。
よって、適当ではありません。

3)コンクリート打設後、表面の乾燥を防ぐためスプリンクラーやホースなどによる養生を行い、一定期間湿潤状態を保ちます。
よって、適当です。

4)コンクリートを打ち継ぐ場合は、一体性を高めるため表面のレイタンスを取り除きます。RCD工法ではその際、モータースイーパーや高圧洗浄機を用いて行います。
よって、適当です。

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8

正解は「2」です。

RCD工法のコンクリートは、
単位セメント量を少なくした高練りコンクリートを使用するため、
水和熱が小さく、ひび割れ防止が期待できます。

1.正しいです。
RCD工法は、水和熱の発生を抑えた
超高練りのコンクリートをブルドーザで敷き均し、
振動ローラで締め固める工法です。

3.正しいです。
表面乾燥を防ぐため、散水して養生します。

4.正しいです。
コンクリートの一体性を高めるため、
コンクリート表層の脆弱部を取り除いて、粗骨材を露出(グリーンカット)させてから、
水平打継を行います。

5

1.〇

設問の通りです。コンクリートの運搬はダンプトラックやインクライン、敷均しはブルドーザ、締固めは振動ローラを用います。

2.✕

RCD工法では、単位セメント量の少ない超硬練り(スランプ0mm)のコンクリートを使用します。単位セメント量が多いと水和熱が高くなり、ひび割れが生じやすくなるため不適当です。

3.〇

設問の通り、スプリンクラーやホースを使用し湿潤状態を保ちます。

4.〇

設問の通りです。平打継目面処理はモータースイーパー等でレイタンスを取り除き、1.0~1.5cm厚のモルタルを敷均します。このレイタンス除去作業をグリーンカットといいます。

【補足】

・RCD工法は、従来のダム工法と違い、スランプ0mmの超硬練りコンクリートを使用し振動ローラーで固める工法で、日本で開発されました。施工能力が高い振動ローラーやブルドーザーを活用するため、工期の短縮、コスト低減などが期待できます。

・インクラインとは、ダムサイトの斜面沿いに軌道を設け、巻上装置によりコンクリート を運搬する設備です。

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